しかし、遊ぶといってもね。
いったいどうやって、
遊べば、
いいのか、
わかんないよ。
と、相変わらず話のかみ合わないふたり。
ふん。まだまだ修行が足りんな。
いい。ボク、もうカメキチ君とは遊ばない。
いや、じつをいうと、遊んでいるヒマはないのだ!
クレ、このところ新警備隊長として、猫穴の番をがんばっております。
というのも、親方のさんちゃんが、今季限りで引退を表明したらしく。
まだまだ心身ともにコドモなクレ小僧にまかせて大丈夫なのか?
もしかしたら、まかせたふりをして、鍛えているのだろうか?
とにかく、ジャッキーが来ても、さんちゃんは出動しない。
クレがひとりで「ひょえ~」とか「うひゃあ~」とか対応している。
さんちゃんが、こだまじいちゃんから警備を引き継いだときも、
そういえば、こんなふうだったな、と思い出す。
最初はやっぱり声が裏返って腰が引けていた。
こだちゃんは、しばらく後見についていたけれど、
やがて舞台に出なくなった。
さんちゃんは、いつのまにかすっかり「武闘派」になり、
歴代♂猫の中ではずば抜けて強かった。
まだ11歳だし、今でもじゅうぶん強い、はず、なんですが。
後輩♂が1歳くらいになると、責任のある地位を譲る、
というようなルールが、猫の世界にはあるのだろうか。
さんちゃんに比べると、クレは、まだまだ警戒心も闘争心も足りない。
拾われたにしては、妙に「育ちの良さ」を感じさせる坊ちゃんだ。
すばしこく、かしこい猫だけど、実戦向きとは言い難い。
セキュリティの甘さにつけ込み、ジャッキーはたびたびやってくる。
深夜に何度も助っ人に行った閑猫は眠いです。
まあ、適当にやればいいんだよ。
本日の「いいね!」
人件費節約の素晴らしいアイデア(笑)