閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

キャットニップなど

2020-05-25 17:00:35 | 日々

キャットニップ(イヌハッカ)。
ミントの類は、種類によっては非常に繁殖力が旺盛で、地下茎でどんどん移動しながら増えるので、うっかり植えるとあとで困ることになる。
その点、キャットニップは比較的おとなしく、植えたところにいてくれるので助かります。

 

以前植えたキャットニップは、真鈴にさんざん食い荒らされて、3年ほどで絶滅してしまった。
いまあるものは、成分がマイルドな種類なのか、(あるいは真鈴さんのお年のせいか?)ほとんど被害なくすんでいる。コマ吉は、まったく興味なし。

 

アジサイ<黒姫>と…

 

<未来>。

 

アナベルのつぼみ。一見あまりアジサイらしくない。

和名を「アメリカノリノキ」という。では日本にノリノキという植物があるかというと、これはノリウツギの別名。建設用語で「のり面」というと土手の斜面の意味だから、傾斜地に生えるウツギかと、なんとなく思っていたら、違いました。
(この「なんとなくの思いこみ」が非常に多い)
ノリウツギの樹皮にはとろみ成分があり、紙漉きの糊として使われるから「糊の木」…だそうだ。
アナベルのほうは、根をアメリカ先住民が薬として腎臓や結石に用いた、とあるが、具体的にどうやって使ったのかは不明。紙漉きの話は出てこない。
木材パルプで工業化される以前の、日本の和紙にあたる欧米の紙は、何でどうやって作られていたのか。まさかぜんぶが「羊皮紙」ってことはないし。

引越して、アナベルをこちらの庭に移したとき、並びにもう1本細いのがあったのを、何だかよくわからないまま残してきた。先日、ふと見たら、ひょろひょろながらつぼみがついていて、やっぱりそれもアナベルだとわかった。
枝が風で折れたりするたびに、そのへんに適当に挿していたので、そのうちの1本が知らないうちに根づいて育っていたのだろう。
元の庭は、もう手入れが行き届かないし、周囲の木々が大きくなりすぎたので、日陰でじめじめしている。いま移植の時期ではないのは知っているけれど、このまま放っておくと枯れそうなので、えいやっとシャベルで掘って持ってきた。挿し木ができるくらいだから、たぶんなんとかなるでしょう。
ここは周囲が開けているぶん、風あたりが強いのが気がかりだ。台風シーズンまでにしっかり根を張れるといいけれど。

マルバウツギと交代するように、ウツギ(卯の花)のアーチ。
この花にはアオスジアゲハがよく来ている。

 



まあるいつぼみが可愛い。

 

そして、桑の実。

いつもこの季節は、豆を摘んだり、ベリーを摘んだり、草を抜いたり掘ったり、あっちこっちのアジサイを見て回ったり、うろうろ、うろうろ、落ち着かない閑猫。
つばの大きい日除け帽子をかぶったら、大きすぎて、足元しかよく見えない。そら豆がいっぱい入ったざるを両手で抱え、落とさないように、踏み外さないようにと気をつけながら斜面の段を上がってきたら、どこかで道を間違え、思いがけない場所に出てしまって、しばしボンヤリする。
鳴いている鳥、オオルリ、キビタキ、サンコウチョウ、カワラヒワ。
ここ数年、ホオジロはたまに見るけれど、さえずりは聞かない。ススキの草むらや低いやぶがなくなったからかもしれない。


本日のおやつ。

丹那牛乳プレミアムクッキー。
地元っ子はみんな知ってるだろうけど、これは「だんな」と読むのではありません。
1リットルの牛乳パックそっくりの箱に入っていて、見た目にとてもまぎらわしい。
(その箱を、うっかり捨てちゃって、写真とれないっ!)

本日のきにゃにゃ。

どうしてこういうゴチャゴチャした場所が好きなのかねえ。

 

ご機嫌みたいだから、まあいいか~。

 

本日の「ナルホド」

自粛生活に「幸福を感じた人」が口々に語る理由

自粛といっても、わが家は生活も仕事もほとんど変わらないのですが、そういえば、わたしはTVを見なくなったかな。
ドラマとかBSの映画とか、前はたまに録画して見ていたけれど、今は興味をひかれるものがまったくない。いちおうニュースだけ。それもだんだんどうでもよくなってきた。
まあこれはコロナのせいではないかもしれない。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« パタパタ | トップ | サンゴロウボックス »