閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

ビーチコウマー・その4(後篇)

2014-11-20 16:54:48 | 日々


分かれ道で思案していたら、向こうから来たおじさんが、
「あっち行くと海岸。眺めいいよ」と言うので、行くことにする。
「きょうは曇ってるから富士山は見えないけどね」
いや、富士山は、わたしはわりとどうでもいいんですが。
その「あっち」というのは、しかし、ずいぶん山の中のようだ。

 

 

 

よく整備された遊歩道ではあるけれど、はいてきた靴がまずい。
ジョギングシューズなので、靴底のかえりが良すぎるのか、
とくに下りでは、つんのめるようになって安定しない。
海辺に来たはずなのに、なぜ山歩きを?



 

 

でも、眺めは良い。すごく良い。隣の湾が見おろせる。
ときどき昔の玩具のような遊覧船がちょろちょろ走ってくる。 

 

 

鳩が一羽、ふいっと飛び立って、この岩の真下に入っていった。
洞窟のようになっているのかもしれない。

 

 

サメの背びれのような岩がすごく気になるんだけれど、
先端のぎりぎりはちょっと怖いので、ここらへんで。

「足元がすかすかした水際の崖っぷち」が大の苦手な閑猫。
下手をして動けなくなると困るし、なにしろここは携帯も圏外だし! 

 

 

 

と言いながら、じわじわと前進してみたり。 

 

 

イソギクの咲き残り。半ドライ状態。


 

 

あ、漁船きた。やっほう。

 

 

 

戻ってきたら、浜では海女さんたちが休憩していた。


 

 

旅のおみやげは、手の中にはいる小さいものを、ふたつだけ。 

 

 

本日の「いいね!」


スティーヴン・キング、キューブリック版「シャイニング」について語る

まあ、たしかに、そうね。
この人がずーっとこれを言ってる気持ちはわかる。
原作者みずから脚本製作総指揮のキング版「シャイニング」は
観てないのでなんともいえませんが。
(山の中の一軒家でひとりで観るのは嫌だ。4時間半て長すぎるし)

 

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