閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

2023-07-19 15:03:37 | 日々

Mが家のそばで拾った羽。長さ約160ミリ。大物です。
特徴は先端の白と茶色の模様。根元の黒っぽい色。そして、ふわっふわ。

 

左右対称なので、風切羽(翼の羽)ではないことはわかる。
横から見ると、軸の根元に近いほうが反っていて、あまり見かけない形だ。
これは、下尾筒(under tail-coverts)といって、尾羽を下側から支える羽だそうです。

下尾筒が160ミリということは、尾羽は当然もっと長いはずで、かなり大きめの鳥だということ。
最近ノスリの声を聴いたから、ノスリか、トビかとも思うが、この長いふわっふわの毛は、やっぱり、あれかな。フクロウ。
羽の落ちていたあたりは、よくコマ吉が夜にじーっと何かを待ち伏せしているところ。猫の狩り場は、もしかしたらフクロウにとっても狩り場なのかもしれない。

 

 

 

多少暑くても、山は風があるから楽だよねえ…と呑気に構えていたら、ぴたりと風がやみ、2日連続室温30℃。多少どころではない、猛暑。
おしろい花が咲く夕方になっても、まだまだ熱気が去らない。

 

思いがけないところにひょっこり咲いているヤブカンゾウ。
中国では、この花を見ると憂いを忘れるといい、忘れ草の別名がある。この大きな花は目立つけれど、一日でしぼんでしまうので見逃しやすい。
八重咲きの3倍体で種子はできないと図鑑にある。そのわりに場所がぽんと移動していたりするのが謎。

ユリ科に入っていたときは、なんとなくユリの仲間だなあと、わかりやすかったが、その後ススキノキ科という耳慣れない科に分類され、さらにツルボラン科というところに移されたらしく、もう何が何だかわかりません。
ちなみに、漢方でカンゾウ(甘草)というのは、日本には自生しないマメ科の植物で、このカンゾウ(萱草)とはまったく関係がないそうです。
(そうなんだ…知らなかった!)

 

本日のにゃんズ。

クレの巣みーつけた。

 

ご機嫌で、何より。

 

コマちゃんは倉庫の階段に。

 

川に近くて、いい風が通るのを、よく知ってる。

 

本日の「え~?」

「運転下手なドライバーは右腕伸びる」 

あるある。(いや、さすがに83センチは、ないない・笑)

自他ともに認める下手ドライバーの閑猫は、有料道路の料金所でいつもドキドキする。
20センチくらい伸縮自在の腕だといいのになあ。
このあいだなんか、無事通過してほっとしたのはいいけれど、そのすぐ先の出口をうっかり通り越し、なんだかいつもよりトンネルの数多くない? と思いながら、2つ先まで行ってしまい、あわてて戻ったら1つ手前で下りてしまって大混乱…。
(これは、運転の上手下手の問題ではない、ですね)

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