閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

紅梅、白梅

2020-02-07 23:39:33 | 日々

ちらほら。

 

例年、まず白梅から咲き、八重の紅梅はずっと遅れるのに、今年はなぜかほとんど同時に咲き始めた。

わたしの通った小学校には、学年やクラスとは別に、縦割りの地区活動というのがあって、住んでいる場所で「紅梅地区」と「白梅地区」に分かれていた。梅がつくのは、昔そのあたりに有名な梅林があったからだ。
年に何度か、校庭で地区ごとに集合したのは覚えているけれど、そのメンバーで特に何をしたという記憶はない。組織化すること自体が目的だったのかもしれない。わたしは「紅梅2地区1分団」で、5年生のとき副地区長だったから、紅い梅の花をかたどった委員バッジをつけていた。
そのバッジは、年度替わりに次の子に引き継ぐはずのものだったが、わたしは途中で転校したため、どさくさまぎれに持ってきてしまい、結局返しそびれたまま、今も引出しの奥にある。花びらの紅い塗料が少し欠けているのは、それを胸につけたまま鉄棒で遊んだりしたからだ。
バッジの入っている小箱には、前回の東京オリンピックの記念コインなども入っていて、当時はまだテレビのない家もあったから、開会式の日は学校のテレビを見にきていいことになっていたんだ…などなど、いろんなことを思い出す。
引出しの中の、極小タイムマシン。


本日のにゃんこ。

崖の上の見張り場。さんちゃんだったり…

 

クレだったり。

 

先日、クレが外から帰ってきたのを見たら、喉から胸にかけて、白い毛が薄赤く染まっている。
誰かとケンカしてやられたかと、一瞬ぎょっとしたが、さわっても痛がる様子はなく、機嫌よくゴロゴロいっている。傷口もみあたらないので、怪我ではないことがわかった。
しかし、自分でなければ、相手が怪我しているわけだし、ケンカでなければ、内緒で何か(あんまり具体的に考えたくないけど!)食ってきた可能性もあり、いずれにしても、よかったとは言いにくい。
うちでは相変わらずひっくりかえって熟睡するクレ坊。このところ遠出はしなくなったようだけど、お外で何をしているのやら。


本日の「いいね!」

"Two or Three Things I Know about Edward Hopper" 

エドワード・ホッパー展のために、ヴィム・ヴェンダースが作った「3D」ショート・フィルム予告編。
これ日本で見られないのかな。

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