閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

2023-08-20 17:00:37 | 日々

拾った羽。長さ約30ミリ。
かすかに青みがかった灰色、スモークブラウン、先端だけはっきりした白。
これは前にもあったけど、何だったかなあ。
白いノートPCのふたの上に乗せて撮っただけなのに、リアルな鉛筆画のように写っている。

今朝、外に出て戻ってきたあと、居間の窓がきちんと閉まっていないのに気づいて閉めに行ったら、目の前にひらひらひらと落ちてくるのが見えた。さいわい風がなかったので、そーっとデッキに出て、そーっと手を出してつかまえた。
数年に一度、こういうことがある。気づかずに拾えなかった羽はどんなに多いことか。
すぐ上を見たけれど、鳥の姿はなかった。でも、たったいま抜けたばかりのように新しい羽だった。

 

こちらは先日Mが家の前で拾ってきた羽。
長いほうで120ミリ。黒に近いブラウン。先端が欠けている。
小鳥にしては軸がかたく、しっかりしている感じ。
ガビチョウ、だそうです。

同じ場所で複数の羽を拾ったときは、まず事故を疑わねばならないが、2枚きりだし、不自然さがないから、たぶん換羽でしょう。

 

きょうも朝からガンガンに暑い。(←なんて表現なの!)
花を飾ってもあまりもたないけれど、毎日摘める花があるのはいいな。
(この場所はたまに猫が上がるので、華奢な花器は置けないのが悩みの種ですが)

 

お隣のコーラルツリー(サンゴシトウ=珊瑚刺桐)。
「シトウ」って何だろうと思っていたが、「刺桐」は近縁のデイゴの中国名だそうです。珊瑚のように真っ赤な花で、刺(とげ)があって、桐のように軽い。切られても切られてもめげない元気なマメ科植物。
後ろの白いのはクサギの花。クサギは花よりも秋の実が美しい。

 

 

みのむし。エリカ。

 

みのむし。ミモザ。
木によって衣装の素材が違うので面白い。
ほんとは害虫。今年は柳にもエリカにもミモザにも大量発生していて、面白がってはいられないのだけれど、なんとなく不憫になってしまって排除しにくい。
「いっしょうけんめいみのをこしらえて着ている」と、勝手に擬人化してしまうのがいけないのだな。前にも書いたと思うけど、英名は Bagworm で、「みの」に相当するのは bag または case だ。「ケースに入ってる」と思えば…うーん…。 

 

本日のクレちゃん。

いつもの。

 

寝顔かわいい。

 

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