長さ約40ミリ。先端の12ミリほどが灰褐色。
あとは灰色。実物は画像よりやや色が濃い。
この色や形はよく見るもので、拾う場所もたいてい同じ。
ヒヨドリっぽいと思うけれど、断定はできない。
よく見たら先のほうがずいぶんギザギザになっている。
これは落ちてから傷んだものではないと思う。
鳥はふつう繁殖期が終わると羽が抜けかわる。
一度にごっそり抜けると飛べなくなって困るので、
小鳥では数枚ずつ、1~2か月かけてリニューアルするそうだ。
その間はホルモンのバランスが変わるので気分もいまいち上がらない。
色や模様もさえないし、のびかけた羽が段々になってるのがうっとうしい。
(というのは勝手な想像ですが・・笑)
春、一分の隙もなく着飾って、自信に満ちあふれて求愛活動し、
その勢いで巣作り子育てをこなし、さすがに疲れがたまってきたところで
ひっそりと換羽休暇に入る、というシステム。
いまなら餌は豊富だから、ゆっくりペースでも食べていける。
さえずりやテリトリー闘争で体力を消耗することもない。
寒くなる前には、新しい秋冬物の羽が生えそろう。
渡り鳥は、その新品の衣装で旅立つ。
古い羽が途中で抜けるようでは、長距離を飛びにくいからだ。
ヒトは換羽のかわりに年じゅう服をとっかえひっかえするけれど、
むしょうに新しい服が欲しくなることがあるとしたら、
その目的はだいたい鳥と同じ。
すなわち、恋か、闘争か、旅か。
(というのは、たったいま思いついた「閑猫説」なので、
かんたんに信用しないように!)
本日の「いいね!」
最高に美しいサーフィン映像(動画あり)
信じられないくらい透明・・