冬のあいだ、庭の餌台にひまわりの種を出しておくと、
ヤマガラ、シジュウカラが交代で食べていく。
その種が、どういうわけか、今年はときどき家の中でみつかる。
居間の床にひとつ。テーブルの上にひとつ。廊下にひとつ。
洗い物をしようとしたら、台所の流しの中にもふたつ。
これがどうしてもわからない。
ひまわりの種は大きい密閉容器に入っていて、
そのふたは閉まっている。
いつもMが容器ごと庭に持ち出して、ふたをあけ、種を出し、
その場でふたをしめて持ち帰るのだから、
家の中にこぼれるチャンスはほとんどない。
ねずみでもいるのかなあ。
猫が4匹いる家で、ひまわりの種を運ぶねずみがいるとしたら、
トムとジェリーのジェリーみたいに度胸のある奴だけれど、
とにかく容器を開けた形跡はないのだし、
庭の餌台からくわえてきて猫穴をくぐって持ち込む、というのも
どうにも想像しにくい。
「ひとりで鳴るオルゴール」といい「移動する種」といい、
この家、ナニカいる、としか思えないんですけど。
本日は例によってお正月用のケーキを焼きましょう。
いつもは簡単りんごケーキなのですが、
今年はかずこさんお手製の干し柿をいただいたので、
かずこさんちのお庭のレモンで作ったレモンピールも入れて、
スパイスの効いたフルーツパウンドになる予定。