閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

処暑

2022-08-23 22:30:51 | 日々

いつも赤よりずっと早く咲く白花曼殊沙華。
白が早いのではなくて、お隣のこの一画のだけが特に早いのかもしれない。

 

おや、こんなところに、カラスウリきょうだい。
池のアオサギよけに張ってある針金を伝って、カラスウリとノブドウの蔓が、じわじわと向こう側へ伸びていく。

 

いちじくをたくさんいただいたので、丸ごとコンポートに。
これ、いちじくがあれば必ず作るのに、なぜかレシピ帳のどこにも書き留めておらず、毎度毎度、自分のブログの中をがさごそ探して、15年も前の記事を参照している始末。
ぷゆぷゆに柔らかく煮えたら、あとは汁だけを煮詰めていきます。

冷蔵庫をみたらMの飲み残しの赤ワインがあったけど、全部もらっちゃっていいかどうかためらわれるし、全部入れても足りなさそうな感じ。
なるべく新鮮なうちに(そしてこっちも元気なうちに)煮てしまいたいが、暑い盛りの午後2時にワインだけ買いに行くのも…と迷っているうち、そうそう、と思い出した。
国産の、甘口の、ロゼの、スパークリング。手を出しにくい要素が揃いすぎ、しかし誰も捨てる勇気はなく、だいぶ前から戸棚の奥深くしまいこまれている、あれがあったじゃないの。
シャンパンとかスパークリングって、なんとなく爆発しそうな気がするので(火炎瓶じゃないってば・笑)、栓を開けるのはおっかなびっくり。でも、ちびっとなめてみたら、それほど甘ったるくもなく、いい香りだ。これでノンアルなら飲めるんだけどなあ。「赤玉ポートワイン」しかなかった時代からみれば、国産ワインもずいぶん良くなったものです。
開けてしまったからには、余ってもしょうがないので、どぼどぼ景気よく入れました。

…と、このへんまで書いて、何かうっすら既視感が…と思ったら、4年前の8月にもほぼ同じことをしておりましたね。進歩のない閑猫。くるくる回る季節のメリーゴーランド。いちじくとスパークリングロゼ、おすすめよ。


先日の「ヒオウギ」をもう一度確かめようと翌日行ったら、くるくるとねじれるようにしぼんでいた。
種ができたら採ってきて、もっと観察しやすい場所にまいてみようかな。

 

本日の収穫…??

ピーラーでむいたように皮だけかじられている。
地表近くだったら、ネズミとかアナグマとか、容疑者はいろいろ考えられる。しかし、これは大人の腰ほどの高さにぶら下がっていたもの。もっと低い枝に大きい実がいくつもあったのに、これだけかじってやめたというのも解せない。
ナスはあくの強い野菜で、皮をむいたらすぐ水につけないと色が変わってしまう。でもこれ、ぜんぜん茶色くなったりしてないでしょう。つまり、かじられてから時間がたっていない。おそらくわたしが畑に入る直前まで、ナニモノカがそこにいたに違いない。
ナニモノカ、ね。
まあ、どんな奴にしろ、わたしよりちっちゃいことは確かだから、恐れるには及ばない。

本日のゲスト。

この夏2度目のタマムシ。庭先の水道栓ヘリポートに着陸していました。ちょっとお疲れかな。

 

本日のにゃんズ。

夏休みの自由研究のテーマ。
コマちゃん <夜行性のカエルの観察記録>
クレ坊 <モグラのトンネル掘りにおける地磁気の影響について>
ほらほら、きみたち、宿題さっさとやらないと、夏休み終わっちゃうよ。
「やってるよー」「ちょっときゅうけいしてるんだよー」


そして、本日の真鈴さんは…

熱いトタン屋根ならぬ、冷めたトースターの上の猫。

(それにしても、いちいちうまいタイトルつけるよね、テネシー・ウィリアムズって。ひとつも観たことも読んだこともないけど)

コメント
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