閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

5月の終わり

2022-05-30 14:02:22 | 日々

花壇のボリジがあまりにも大きくなりすぎ、先日の風雨で倒れてしまったので、片づけることにした。
残りの花でちょっと遊びましょう。

 

場所をとっていたボリジがなくなったら、これまで陰になっていた金魚草が、待ってましたとばかりに次々と咲き始めた。
そして、地面を見ると、早くも次のボリジの芽が。

そういえば、先日ジニアと千日紅の種をまいたところに、どっと出てきたちっちゃな芽は、どうやらすべてカレンジュラ、のような気がするんですが…(笑)


バイカウツギ。園芸種。良い香りがする。
長く伸びた枝の先に、うつむき加減に咲き、あるかないかの風にもふわんふわんと揺れるので、なかなかうまく撮れない。
TVの天気予報を見ていたら、「卯の花」の説明に出てきた絵が、どう見てもバイカウツギだったので、あれ? と思ったことがあった。「卯の花の匂う垣根に」って歌にもあるし、ふつうのウツギは香りがないので、こっちでもいいのか、という気がしなくもない。
作詞者は国文学の先生だから、きっと「にほふ」は香りではなく「美しく咲く」の意味で使われたのだと思いますが。

白い花の香りは、ハゴロモジャスミンから始まって、ノイバラ、スイカズラ、カラタネオガタマ、お隣の夏みかん、と次々に移り、いまバイカウツギまで来たところ。このあとクチナシが、たくさんたくさん咲く予定。


ニシキウツギ。たぶんこれも園芸種。ニシキは、錦か、二色か。
紅がくあじさいと同じで、咲き始めは白く、しだいにピンクが濃くなる。
この花はなぜか虫に好かれるらしく、のぞくとたいてい小さな甲虫が隠れている。

 

花壇のビオラが咲き終えたあと、去年のこぼれ種から芽生えたビオラが、ちょこちょこと小さな花をつけている。そういうのを見るのもたのしみのひとつなので、きれいさっぱり雑草を抜いてしまうということがなかなかできない。
こんなフシギな色の、あったかしら。雑種?

 


本日の収穫。
いちごはともかく、山桑の実を集めるには、ある程度の体力と気力が必要なので、もしかしたら今年はできないんじゃないかな、と思っていた。
でも、ちらちらと目につくと、やっぱり摘んできてしまうものでね。

今年は5年ぶりくらいにらっきょうも漬けたし、自分用に梅シロップも仕込んだし。季節にそって、いつもどおりの暮らしができていることのありがたさ。

(あー、でも、衣替えがまだ終わってないぞ。やればすぐだけど…どうでもいいような余計な衣類をいっぱい持ってることを年に2回思い知らされるのがヤダ…笑)

 

夕暮れの南の空。
まるで海の景色のようだけれど、この場所から海は見えない。これは雲のイリュージョン。

 

本日のクレ坊。

いつものサンダルスキー。

 

いつもの木陰スキー。

 

そして…マッサージスキー?

 

本日の「いいね!」

Marlene Dietrich : Sag mir wo die Blumen sind 

良いですね、マレーネ・ディートリッヒ。

コメント
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