グッモーニン。谷間の霧を、居間の窓から。
キバナコスモス。そういえば今年はあまり咲かなかったな。
秋の草むら。
旅する蝶、アサギマダラ。
ふわふわ飛びながら、野菊、あざみ、野菊、あざみと、交互に蜜を吸っている。すこしお疲れの様子。
近年、フジバカマを植えてこの蝶を誘致し、観光資源とする取り組みが各地でおこなわれているらしい。
東シティの某ホテルでも、西タウンでも、競って大規模なフジバカマ畑をこしらえ、多い日には数十匹の乱舞が見られるという。そのせいか、我が家の庭には、ぱったり姿を見せなくなってしまった。
今年目にしたのは、この1匹だけ。もともと蝶が好きというわけではないから別にいいけれど、なんとなく大型スーパーにお客を取られた小売店のようである。
ホテルが客寄せにマタタビを植えて猫をいっぱい集めたりしたら、抗議が殺到すると思う。蝶ならいいのか、という気がしなくもない。
アサギマダラは、春のボリジやワスレナグサにも来るけれど、そのことはまだあまり知られていないらしいので、こっそり植えてみましょう。
本日の招かれざるゲスト。
アオサギさんです。
しばらく前から、池の魚をねらってたびたび飛来しては追い払われていた。
Mが池の上と周囲にワイヤーを張ってセキュリティを強化したが、食べたい一心で無理やり入ったらしい。この池はかなり急なすり鉢状になっており、飛んで逃げようにも、翼を広げるとワイヤーにひっかかるので、出られないわけです。
アオサギは水辺の鳥だけれど、ふつうは岸や浅い水の中に立って獲物を狙う。「泳いで」いるところなんて初めて見た。
捕獲するのに手こずりましたが…
なんとかつかまえた。
長い首、長い脚、広げると大きな翼も、たたむと非常にコンパクトになってしまう。それに、見かけよりずっと軽いのでびっくりする。
くちばしが非常に鋭いので、つつかれないよう要注意です。
(後ろは、たまたま遊びに来ていたご近所のお嬢ちゃん。大喜び!)
これにこりて、もう来ないといいけどね。
Mの高知のおみやげ。
貝殻拾いに行きたいなあ。
そして、本日の被害者。
わたしが台所でパン粉の袋を取り落としたとき、ちょうど真下にいたヒト。
ほんとはもっといっぱいのってましたが、あちこち歩き回ってばらまいたあげく、ここに落ち着いたところ。
このごろどうも物を落としやすい。気をつけねば。