閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

梅雨水玉

2021-06-21 17:44:55 | 日々

朝からホトトギスが鳴きつづけている。
オオルリは見晴らしのよい高い枝から、朗々とのびやかな声を響かせ、まるで季節を楽しんでいるように聞こえるが、ホトトギスはいつも余裕がなく、移動しながら必死に叫んでいて、せつなくなる。それはヒトの耳のせい、あるいは先入観のせいで、みんな必死なことに変わりはないけれど。

アトリエの窓の外の巣箱では、シジュウカラが子育て中。狭い中に7羽がぎゅうぎゅう。早い子はもう待ちきれないようにぴょんぴょん跳ねている。そのたびに頭や背中を踏んづけられている子は、べつに文句もいわず居眠りしていたり。軽いから平気なんだろうな。
(Mの撮っている動画がFacebookで見られます。この翌日の早朝に巣立ちました)

どこかでサンショウクイのヒナも巣立ったらしい。リリーッ、リリーッとよく通る高い声が、枝のあちこちから聞こえてくる。

 

ナンキンハゼの水玉。

 

アガパンサス。
何年か木陰にいて咲けなかったけれど、いまは見晴らしの良い一等席に。

 

ヒペリカムの葉の上。ころんころん。浮いているように見えるのは気のせい。

 

マニュアルモード練習中。
以前は水玉拾いに熱心だった閑猫ですが、その後いいカメラに出会えなくて、いまいちです。「いい」というのは、おねだんでも機能でもなく。
(カメラのせいではなくて、たぶん目のほうがぼやけているのだな~)




雨で倒れたボリジを起こしてまわる。青い花が地面にたくさん散っている。ボリジって、こんなに大きくなるんだっけ? とげがあるわけではないけれど、ちくちくして扱いにくい。

ちくちくといえば、畑のきゅうりもシーズンに突入。今週はレタスのかわりにきゅうりを食べ、キャベツのかわりにきゅうりを食べる! 塩やきそばにきゅうりを入れるのはおすすめ。


あじさい紅子は、いまこんな色。

 

原種フリージアには、たくさん実がついた。雨のあと、晴れたら実が割れて、中にはラズベリー色の種子がびっしり詰まっていた。
種子のできる植物が好き。きちんと完結して一生を終え、そこからまた次世代につながる安心感がある。店先で見た目に惑わされ、一代限りのハイブリッド新種を衝動買いするのはもうやめようと思う。


昨日の夕焼けと、

 

今朝の空。

 

本日のコマティキ。

くわあぁ…

 

…はい?

(同じ生物とは思えん、この差)

 

本日の「ふう~ん」。

中国で「村上春樹」が大人気なのはなぜ?

面白い。
(といっても、わたしはここ30年くらいの作品はほとんど読んでいませんが)

コメント
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