閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

アナベルなど

2021-06-19 12:11:06 | 日々

アナベル(アメリカノリノキ)。
今年はもうずいぶん大株になり、雨が降ると、濡れた花の重みでぶわーっと四方に倒れてくるので、紐でくくってやらねばならない。乾いたときにやっておけばいいのに、降ってからあわててやるので、びしょ濡れになってしまう。


ピンクのピコティも大きくなった。

 

おやあ? アナベルの葉のかげに、カタツムリさん。
このごろ見かけないので心配していたけれど、いましたね。
殻の直径2センチ弱。左巻きちゃんだ。
左巻きの貝殻、4~5センチのを3個持っている。この子もまだ大きくなるでしょう。

「梅に鶯」「月に雁」みたいに、「紫陽花に蝸牛」はつきものだけれど、カタツムリはなぜここにいるのか。アジサイを好んで食べるとしたら、害虫として(虫じゃなく貝ですが!)嫌われているだろう。この子も食事をした形跡はない。黙々とのぼって、途中でターンして、黙々とおりていく。目的は、よくわからない。のぼってみたかっただけ?
保育雑誌の6月号の絵によくあるように、雨がざあざあ降る中で、カタツムリがアジサイの葉っぱの上でニコニコしている、ということはまずなくて、湿った環境は好きだけど、直接雨に打たれるのは嫌いらしい。まして花の上にいたりしたら、たちまち鳥にみつかって食べられてしまう。


ヒメアジサイ。この花ひとつだけ、なぜか大きくて、他の花の3つ分ある。こういうのをみつけて品種改良をするのかな。
小ぶりのブルーの花が好きで庭に持ってきたのに、だんだん大きく咲くようになってきた。元の木は日照不足で小さかったのか。

紅子さんは、ピンクからすっかり深紅色に。奥の天城甘茶の白とよく合う。

 

鳥の餌がこぼれて咲いたヒマワリ。てのひらサイズの可愛い花。

 

そしてガーデニア。夜に窓をあけると、ふんわり香りが流れてくる。

 

本日のにゃんこ。

端居して旅にさそはれゐたりけり 秋櫻子

端居(はしゐ)
夏期室内の暑さを避け、又は庭の風景を味ひ外気に触れるため、縁先に出て寛ぐことをいふ。(虚子編「新歳時記」より)
「暑さを避け」だから、時期としてはもうちょっと先かと思うけれど、猫がデッキの端でくつろいでいるのを見ると、いつもこの季語を思い出す。
真鈴さんは、すこしスリムになったせいか、ときどきさんちゃんに似て見える。声も、さんちゃんそっくりに聞こえることがたまにあって、あれっと思う。若い頃のさんちゃんは低音のハスキーボイスだったけれど、晩年は声が高くなり、可愛い鳴き方になっていた。
いつも2匹で仲良く端居をしていたよね。

にゃあにゃあとうるさく鳴くので、おとうさんにつかまえられました。

 

存在感。

 

小ぢんまり感。

 

トカゲさん、出てこないかなあ。

 

本日の「いいね!」

メロンクリームソーダの作り方

きれいです。

 

と、こっちは「いいね」じゃないけど、知らないとあぶないので。

ため池に落ちると、なぜ命を落とすのか

 

コメント
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