アナベル(アメリカノリノキ)。
今年はもうずいぶん大株になり、雨が降ると、濡れた花の重みでぶわーっと四方に倒れてくるので、紐でくくってやらねばならない。乾いたときにやっておけばいいのに、降ってからあわててやるので、びしょ濡れになってしまう。
ピンクのピコティも大きくなった。
おやあ? アナベルの葉のかげに、カタツムリさん。
このごろ見かけないので心配していたけれど、いましたね。
殻の直径2センチ弱。左巻きちゃんだ。
左巻きの貝殻、4~5センチのを3個持っている。この子もまだ大きくなるでしょう。
「梅に鶯」「月に雁」みたいに、「紫陽花に蝸牛」はつきものだけれど、カタツムリはなぜここにいるのか。アジサイを好んで食べるとしたら、害虫として(虫じゃなく貝ですが!)嫌われているだろう。この子も食事をした形跡はない。黙々とのぼって、途中でターンして、黙々とおりていく。目的は、よくわからない。のぼってみたかっただけ?
保育雑誌の6月号の絵によくあるように、雨がざあざあ降る中で、カタツムリがアジサイの葉っぱの上でニコニコしている、ということはまずなくて、湿った環境は好きだけど、直接雨に打たれるのは嫌いらしい。まして花の上にいたりしたら、たちまち鳥にみつかって食べられてしまう。
ヒメアジサイ。この花ひとつだけ、なぜか大きくて、他の花の3つ分ある。こういうのをみつけて品種改良をするのかな。
小ぶりのブルーの花が好きで庭に持ってきたのに、だんだん大きく咲くようになってきた。元の木は日照不足で小さかったのか。
紅子さんは、ピンクからすっかり深紅色に。奥の天城甘茶の白とよく合う。
鳥の餌がこぼれて咲いたヒマワリ。てのひらサイズの可愛い花。
そしてガーデニア。夜に窓をあけると、ふんわり香りが流れてくる。
本日のにゃんこ。
端居して旅にさそはれゐたりけり 秋櫻子
端居(はしゐ)
夏期室内の暑さを避け、又は庭の風景を味ひ外気に触れるため、縁先に出て寛ぐことをいふ。(虚子編「新歳時記」より)
「暑さを避け」だから、時期としてはもうちょっと先かと思うけれど、猫がデッキの端でくつろいでいるのを見ると、いつもこの季語を思い出す。
真鈴さんは、すこしスリムになったせいか、ときどきさんちゃんに似て見える。声も、さんちゃんそっくりに聞こえることがたまにあって、あれっと思う。若い頃のさんちゃんは低音のハスキーボイスだったけれど、晩年は声が高くなり、可愛い鳴き方になっていた。
いつも2匹で仲良く端居をしていたよね。
にゃあにゃあとうるさく鳴くので、おとうさんにつかまえられました。
存在感。
小ぢんまり感。
トカゲさん、出てこないかなあ。
本日の「いいね!」
きれいです。
と、こっちは「いいね」じゃないけど、知らないとあぶないので。
ため池に落ちると、なぜ命を落とすのか