閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

霧の朝

2021-01-13 15:12:03 | 日々

谷間の霧に左から朝日があたりはじめたところ。
カラスが2羽、お日さまのほうから。

 

昨夜の雨で濡れたデッキが薄く凍ってレリーフのようになっている。

 

くしゅくしゅのビオラら。

 

ほどよい感じに野草っぽくなってきたね。

 

水仙の芽も伸びてきた。
レンギョウの根元できゅうくつになっていたのをレスキューしてきたもので、香りの良い白花の品種…だったと思うんだけど、咲いてみなければわかりません。

 

雲ひとつない青空。

 

鳥の餌台は連日盛況。朝早くから木の枝でみんな待っている。たっぷりあげてもたちまちなくなる。人の姿を見ると、おかわりの催促コール。

 

この子は、ぱっと降りたら右側に先客がいて鉢合わせになり、一瞬ひるんだところ。端っこにしがみついて待っているのが可愛い。
単純に「来た順」なのか、もともと優劣や力関係があるのか、そのあたりは見ていてもよくわからない。(というか、見分けがつかないので。ヤマガラとシジュウカラの違いしかわかりません…笑)
上の枝から1羽ずつ順番にタイミングをはかって舞い降り、すばやく餌をくわえて飛び去り、すぐまたやって来る。多いときは8羽くらいのローテーションができ、長縄跳びを見ているようだ。

 

電線で順番待ち中。

今朝は珍しくカケスが2羽、餌台のそばの木に来て、しばらくうろうろしていた。
声はよく聞こえるけれど、たいてい杉林の中にいて、あまりオープンな場所に姿を見せない鳥だ。秋にどんぐり類が不作だったので、山にも餌が足りないのかもしれない。カケスって、ひまわりの種は食べないかしら。

 

もうかなり長い間、わたしの仕事机の前には、椅子が2つ並べて置いてあった。
1つは自分用で、高さ調節のできるオフィスチェア。もう1つは猫用で、これは古いダイニングセットの生き残り。座面がぼろぼろになったので上から布を貼ってある。
きなこがいたときは、猫用の椅子が必需品だった。わたしが席を立つときは、膝のきななを「ちょっとごめん」と持ち上げて、隣の猫椅子に移す。戻ってくると、きななはわたしの椅子のほうに移動しているから、それをまた「ちょっとごめん」と持ち上げて、いったん隣に移す。わたしが座るとすぐに膝にあがってシッカリしがみつくので、よしよしと抱いてなだめつつ、くいこんだ爪をはずす。日に何度も何度もそんなことをした。
いまは冬にもかかわらず、猫はあまり手近にいない。コマ吉はもともと膝に乗らない猫だし、最近は真鈴と一緒に階下のストーブまわりで寝ていることが多い。クレ坊はたまにしか来ないし、来ても長居はしてくれない。きなちゃんって、ほんとに極端なひっつき猫だったんだな。
そういえば、きななのために買った2階ベランダのベンチも、結局誰も使っていない。ずっと雨ざらしで放置していたため、最初は白々としていたヒノキ材も、すっかり黒ずんで木目が浮き出し廃材っぽくなっている。
いらなくなった猫椅子を他の場所に移し、ベンチを室内に入れることにした。
「おしゃれなカフェ風」にでも塗ってみようかと、ペンキと刷毛も買ってきたが、全体をサンドペーパーで磨いたら、もうこのままでもいいような気がしてきた。とりあえず置いて様子を見ることにする。
越冬パチ子には窓辺の特等席ができた。2つ目の花が咲き、つぼみも4つ5つ見える。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする