すこしくらいの雨でもお外で寝るのが好きなさんちゃん。
ひどい吹き降りの日にもデッキにがんばっていて、濡れてるのになかなか室内に入らない。
窓を開けて呼ぶと、「にゃー」と返事をして、いちおうしぶしぶながら入ってくる。
この時期、猫ベッドや敷物は暑苦しいし、ハンモックは身体が丸まってきゅうくつだし、椅子には乗りたくない。でも、ただの床では、拠り所がなくて落ち着かないようだ。
何かないかと、とりあえず梅干し用のざるを置いてみたら、「まあしょうがないか」という感じで寝ている。
しかし、このざるは素材がやわで、バリバリと爪をとぐとたちまち破れてくる。それに、ぺたっと床についているのがイマイチな様子。
そこで買ってきたのが、
ヒノキ材のすのこ。
デッキの出入り口にも同じものを置いてあるので、お外にいる気分が味わえる…かどうかはわかりませんが。
隙間があって、熱がこもらないのがいいらしい。
いいとは言ってないぞ。
黒猫ズがやってきて15年になるけれど、それまでは、猫という動物は水に濡れるのを非常に嫌うものだと思っていた。一日に何度もびしょ濡れ泥足で帰ってくる猫なんて、この2匹だけだ。
さんちゃんの行動を見ていたら、ふつうにゆっくり歩いて行って、溝でぴちゃぴちゃ水を飲んだりしている。雨が降っているということが気にならないらしい。
クレ坊も外に出るけれど、この子はかしこくて、雨やどり場所をちゃんと知っているし、ちょっと小やみになった隙をみて上手に帰ってくるのか、意外と濡れていなくて逆に驚く。
そしてコマ吉は、あきらかに濡れるのが嫌い。雨の日は見るからにしょんぼりして家にいるので、あまり拭いてやったことがない。
シダの、なにか。
こっちも、シダの、なにか。
かざすだけで名前がわかるAIアプリの「シダ・コケ篇」があったらぜひ欲しいんですけど。
本日の「いいね!」
No aguanto más este encierro.
とじこめられるのはもうイヤだ~。