庭で拾った羽。
長さ約25ミリ。
グレイと白、先のほうにかすかに黄褐色が見える。
このサイズの羽はほとんど何の鳥だかわからない。
身体の下側に白い部分のある小鳥はとても多いし。
しまっておこうと箱を開けたら、似たような羽が1枚あった。
左が今年5月に拾ったもの。右が今回の。
並べてみると、大きさは違うが、グレイの色味やふわふわさ加減がそっくり。
先が三角にとがっているのも同じ。
先月だったか、1階の居間の窓に「ドン!」と音がしたので、出て見たら、デッキに小鳥が仰向けに翼をひらいて落ちていた。
頭から強く当たったようで、ほとんど即死状態だ。手の中でみるみる生命が抜けていく。
Mがよく鳥の絵を描いているから、わたしもだいぶ見覚えたけれど、これは初めて見る色と模様で、最初は何の鳥だかまったくわからなかった。翼に青い金属光沢があり、顔つきがヒタキっぽいことから、もしかして、と調べたらオオルリのオスの若鳥だった。
引越し以来、こういう事故がなくなって、安堵していたところなのだ。1階は軒が深く、カーテンもあり、景色や空がリアルに映り込むことはないから大丈夫と思っていた。
鳥の目からどう見えたのか、気になって、庭に出ていろんな角度から確かめてみると、一か所だけ、表の窓ガラスに映り込んだ木々の間に、居間と台所を通り抜けた裏の窓のむこうの緑がくっきり明るく見通せるポイントがみつかった。
ツバメならともかく、オオルリのような鳥が、人家に向かってそんなに低く飛ぶことが想像できないのだが、何かの拍子でそこを飛び抜けられると勘違いしたのだろうか。時間や、太陽の位置や、見る角度、さまざまな偶然が重なってのことだと思う。
鳥は広い空を自由に飛ぶというイメージが強い。でも、実際は、重なり合う無数の木の幹や枝や葉をよけたり、くぐったり、絶えず変化する風や気流を乗り越え、乗り換え、人が複雑に入りくんだ街路を行くように、鳥も暮らしているのかもしれない。
食用ほおずき。
畑で育てると、やたらと巨大になって場所をとり、そのわりには実が入っていなかったりする。
ジャムにはならないので、採れすぎてもしかたがない。
これは花壇の端に雑草のように生えたもの。見るたびに実が落ちている。とても小さいけれど、食べるとちゃんと甘い。
本日のにゃんズ。
真鈴さぁん、シッポ落ちてますよー。
あらそう? どうも。
ときどき、コマ吉がとつぜん机の上に来て、そのへんのものをぐいぐい押しのけて居座り、グルーミングなど始める。
いいけど、パソコンの通気口ふさぐのヤメテ。
恒例の「夏に壊れる電子機器」ですが、今年は早くも7月にMのパソコンが…。
「キーボードが効かなくなった」というので行ってみたら、ほんとだ、どのキーを打ってもまったく反応しない。
さいわいマウスは動いたので、とりあえず作業中のものを保存して閉じ、「たいていのことは再起動すると直るからね」と、かなり自信を持って再起動ボタンをクリックしたが、そのあとがいけません。
画面は真っ暗になった。電源は落ちていない。しかし、いつまで待っても再起動する気配なし。やむをえず強制終了を試みるも、電源ボタン反応せず。
ああ、これと同じやつ、いつかの夏に、見た気がするなあ。この道はいつか来た道だ。
最寄りの電器店で買ったパソコンなので、Mが車に積んで修理を頼みに行き、その間にわたしは押入れから非常用にとってある古いパソコンをひっぱりだし、メールだけでも使えるようにと設定を始めたが、たまった更新プログラムのダウンロードが終わらないうちに、「直ったよー」とMが帰ってきた。
症状を説明したら、「じゃあ、ちょっとクールダウンしてみましょう」と奥へ運んでいかれ、しばらく待っていたら「はい、動きました」とのことで、データも無事で、修理代1620円。
暑い時期には、内部に熱がこもって作動しなくなる故障が、日に何件もあるのだそうだ。
つまり、冷やすだけで直る(…こともある)んですね。
それだったらわざわざ持って行くまでもなく、冷蔵庫にでも入れちゃえば…と思ったけれど、夏はうちの冷蔵庫もいっぱいで、15インチのノートパソなんか入るとこないか。
本日の「いいね!」
How spider webs inspired bird-friendly UV glass
鳥の衝突防止ガラス、クモの巣をヒントに
(紫外線は蝶などの昆虫にも見えると聞いたけど、クモの巣も見えてるのか、それとも紫外線の種類が違うのかな?)