ヒヨドリ。
みかん食べにくるのはいいけれど…
すーぐ落とす!
ヤマガラのように足で押さえるということができないので、
つついて皮ごと持ち上げ、そのまま下に落としてしまうのです。
で、どうするかというと、落ちたのはほっといて、次のを食べる。
ん? なんか上が気になる?
すぐ斜め上の枝に、ヒヨドリBがいました。
まんまるくふくらんでいるので、何か他の鳥かと思った!
ちらちら気にしながらも、Aは場所をゆずろうとはしない。
いつまでもいつまでもいつまでも食べている。
Bちゃんは、待ちきれなくなって、下に降りました。
ほら、さっきAがつつき落としたやつが、そこに。
あ、いいよ、それ、食べたければ食べても。
(と、やっぱり場所をゆずる気はないらしい)
それでは、
いただきマス。
木の上にくらべて、地表ははるかに危険が多いので、
周囲に気を配りつつ、そそくさとお食事。
こういう場所とりは、早い者勝ちルールなのか、
それとも、AがもともとBより優位なのか、
そのへんはよくわかりません。
日本国内ではありふれた野鳥で、どちらかといえば
畑の害鳥でもあり、このへんでも年配の人は
「昔はわなで獲って焼いて食った」なんて言いますが、
海外のバードウォッチャーは「珍しい日本の鳥」と喜ぶそうです。
本日の「いいね!」
鳥さんついでに、こちら。
スコットランド南部のグレトナグリーンにて。
ヨーロッパのホシムクドリは、ときに10万羽を超える大群になるとか。
murmulationといって、晩秋から春先の日没時によく見られるそうです。
こういう動画はたくさんアップされているんだけど、
扱い方で、ものすごく印象が違いますね。
手持ちカメラだと超常現象みたいだし、
ニュースのナレーションが入っていると事件っぽいし、
音楽が怖いと確実にホラーになる。