閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

納屋

2015-07-22 15:30:43 | 日々

納屋というほど大げさなものではない。
Mのアトリエの外壁に付け足した小屋で、半分が薪置場、
半分が農機具などの置き場になっている。
その奥のほうの、ちょっと手が届かない高い棚に、
最近住み着いてしまったのが…

 

これ。
野良猫にしか見えないよ~、きなちゃん(笑)

 

「きなな、おうち帰ろ?」 「やだ」

どうもクレが原因のような気がする。
ヒトでいえば幼稚園児、遊び盛りのいたずら盛り。
相手かまわず「わっ」と飛びつき、じゃれつく。

真鈴とすももは、はっきり「うるさいわねッ」という
意思表示をするので、クレも遠慮することを学習しつつあるが、
おとなしいきなちゃんは、困惑して逃げ回るだけだから、
幼稚園児はますます図に乗って追いかける。

野良だったマドリがやってきたとき、きなこがまっさきに慣れて
仲良くなったので、あんがい適応力があると思っていたが、
子猫の行動は、きなこの頭の処理能力を超えているらしい。
ちょうど雨続きで体調が良くなかった時期と重なり、
ちょっとストレスになってしまったようだ。

たしかに、そこなら誰もこなくて静かだけどもねえ。
きなちゃんにさわれないと、かあさんは寂しいぞ。
ゴハン出前できないから、おなかすいたら帰っておいで。

 

「きーなちゃん」と呼ぶと「にゃー」とお返事します。 
 

このごろ、きなこは、人のてのひらから
ドライフードを食べられるようになった。
うちに来て6年半で、やっと。
これまでは下に置かないと絶対食べず、慎重に顔を近づけて
いったん離れ、左右を確認して、やっと食べ始めるのだった。
以前は、目鼻や口元を触られるのをひどく嫌がり、
バッと爪を出して断固拒否していたけれど、
それもわりと平気で触らせてくれるようになった。 
この2つは、できなくてもいいけれど、
家猫としては、できたほうがいい。
(あとは、爪切りができれば助かるんだけど…
それはまあ、すもも嬢さんもできないからね) 

なにしろ、自分で膝に上がれるようになるのに10か月、
人の布団で寝るのに5年近くかかったきなちゃんだ。
万事ゆっくり、とてもゆっくりなのです。

 

本日のゲスト。

草苺の葉の上でのんびりしていたカナヘビさん。

 

 

 

 

 

 

カナヘビのまばたきのしかたを観察。
耳(のようなもの?)があるのもわかる。
なんだか夏休みの自由研究っぽいなあ。

 

 

 

 

本日の「いいね!」


SHERLOCK クリスマスSP予告篇

うわーい、クリスマスだ、クリスマスだ!
(って、ずいぶん先ですが。日本ではいつなんだろう)

 

コメント
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