こちらがアメリカのつかないふつうのデイゴ。
だと思うんだけど、植えられたものなので、園芸種かも。
図鑑には、デイゴは沖縄あたりが北限としてある。
ここは真冬には霜もおりるけれど、
けっこう沖縄なみに暑い土地なんだろうか。
どちらにしても、南国ムードあふれすぎて
ちょっと困ってしまうくらいな木。
花のかたちや、葛に似た葉のつきかたをみると、
なるほどマメ科だなあと納得する。
(追記)
「ふつうのデイゴ」ではなくて「サンゴシトウ」のようでした。
英名をコーラルツリー。
オーストラリアかニュージーランドのものだそうです。
いつも植えるサマーウエーブを入手しそびれ、
かわりにサンパチエンス。
通称サンパちゃん。
日日草と鳳仙花を足して割ったような雰囲気。
この場所は半日陰になるため選択肢が少ない。
うーん、たしかに適してはいるんだけれど、
正直いってそれほど好きではないんですよね・・
人それぞれの「好み」というのは何によって生じるのだろう。
身につける服から、花壇に植える花に至るまで、
色も形も材質もじつにさまざまなものがあり、
人はその中から選びとっていく。
これだというものと、まあ許容の範囲内のものと、
絶対ありえんと思うものがある。
自分がありえんと思うのを、他の人は嬉々として手に取る。
選択基準は、人間の成長過程のどの段階で、
どのようにして形成されていくのか。
赤いものを着ると不機嫌になるのは小さい頃からだ。
ポリバケツのような青を見ると不安にかられるし、
その青とオレンジが隣り合わせにあると最悪になる。
蛍光色のピンクや黄緑は論外。
黒、グレイ、植物系、アースカラーだと安心するのは
無意識に「保護色」を身に着けようとする本能だろうか。
周囲に溶け込み、目立たないようにする。
敵にみつからず安全に暮らすため。
あるいは、自分の存在を隠して獲物を狙うため。
ふふふ。閑猫、どっちですか。