気温が下がってきて、気がついたら着るものがない。
あわてて大遅れの「衣替え」をする。
衣替えといったって、階下の押入れからケースをひとつ出し、
2階に持ってあがり、引き出しの夏物と詰め替えて、持って降りる。
たったそれだけのことが、今年はいつまでも暑かったせいで、
なかなかできなかった。
この夏買った衣類は結局Tシャツ2枚だけで、
それも1枚は袖を通さないままだ。
冬物のタートルネックなど、ひろげてみるが、どれもうっとうしい。
もう着る機会のなさそうなものと、着ても気分の良くないものは、
もったいなくても、どんどん捨ててしまおうと思う。
あれこれ着替える必要のない猫がつくづくうらやましい。
同じく残暑のせいで、冬野菜の種まきも大幅に遅れ、
いまようやく本葉が4、5枚ほど。
大根、かぶ、青梗菜、ほうれん草、水菜。
ちょいちょいと間引いただけで、けっこうな量になる。
濃いめに調味しただし汁を煮立て、
ざるに山盛りの混合菜っ葉を入れると、
みるみるかさが減っていく。その鍋を見ながら、
「…名は九郎判官」「では義経にしておけ」
なぜかそんなせりふが頭の中を行ったり来たりするので、
調べたら「青菜」という古典落語だった。
いつどこで耳にしたものか、頭の中に保存されていて
こういうタイミングでひょっこり出てくるのが不思議。
しかし、酒の肴に青菜というのが、どうもぴんと来ない。
江戸時代には味醂のような甘い酒が好まれたそうだが、
菜は、おひたしだろうか、胡麻和えだろうか、
それとも、油揚とでも煮たのだろうか。
昨夜はなんだか物凄いような月あかりで、
何も持たずに外を歩けるほどだった。
某所では素敵なライブコンサートが行われた模様。
今年はがんばって行ってみようかと、ちらっと思ったのだけれど
思っただけで、やっぱり気後れしてチケットは買えなかった。
でも、野外だから、雨が降らなかったことがうれしくて、
ぴかぴかのお月さまを長いこと見ていた。
あわてて大遅れの「衣替え」をする。
衣替えといったって、階下の押入れからケースをひとつ出し、
2階に持ってあがり、引き出しの夏物と詰め替えて、持って降りる。
たったそれだけのことが、今年はいつまでも暑かったせいで、
なかなかできなかった。
この夏買った衣類は結局Tシャツ2枚だけで、
それも1枚は袖を通さないままだ。
冬物のタートルネックなど、ひろげてみるが、どれもうっとうしい。
もう着る機会のなさそうなものと、着ても気分の良くないものは、
もったいなくても、どんどん捨ててしまおうと思う。
あれこれ着替える必要のない猫がつくづくうらやましい。
同じく残暑のせいで、冬野菜の種まきも大幅に遅れ、
いまようやく本葉が4、5枚ほど。
大根、かぶ、青梗菜、ほうれん草、水菜。
ちょいちょいと間引いただけで、けっこうな量になる。
濃いめに調味しただし汁を煮立て、
ざるに山盛りの混合菜っ葉を入れると、
みるみるかさが減っていく。その鍋を見ながら、
「…名は九郎判官」「では義経にしておけ」
なぜかそんなせりふが頭の中を行ったり来たりするので、
調べたら「青菜」という古典落語だった。
いつどこで耳にしたものか、頭の中に保存されていて
こういうタイミングでひょっこり出てくるのが不思議。
しかし、酒の肴に青菜というのが、どうもぴんと来ない。
江戸時代には味醂のような甘い酒が好まれたそうだが、
菜は、おひたしだろうか、胡麻和えだろうか、
それとも、油揚とでも煮たのだろうか。
昨夜はなんだか物凄いような月あかりで、
何も持たずに外を歩けるほどだった。
某所では素敵なライブコンサートが行われた模様。
今年はがんばって行ってみようかと、ちらっと思ったのだけれど
思っただけで、やっぱり気後れしてチケットは買えなかった。
でも、野外だから、雨が降らなかったことがうれしくて、
ぴかぴかのお月さまを長いこと見ていた。