…というのかな。ポット、かな。厚手の陶器の。
さんちゃんが落として、割れました。
台所にまぎれこんだ小さいキリギリスみたいな虫を
追っかけて無謀なジャンプをした結果です。
ばらばらの破片になったのに、なぜか、ふただけが無傷。
こういうとき、いつも、ふたをとっておこうかと迷う。
とっておいても、しょうがないのに。
すっとんで逃げた三太郎。金色のおめめがまんまる。
「ブログに書くよっ!」とおこられました。
Mは画家になるまえは陶芸を専攻していました。
陶芸家のお友だちもたくさんいたりするのですが、
ふだん使う食器類にはいっこうにかまわないほうです。
わたしも「良いもの」が壊れたとき心の負担になるくらいなら、
近くのスーパーで買える量産品のほうがいいと思っています。
割れた急須、色も形もよくて使いやすかった。
大きめのマグカップにたっぷり2杯分入るサイズ。
日本茶も紅茶もこれで淹れるので、毎日使います。
すぐ買いに行ったけど、そっくり同じのはもうなくて、
似た雰囲気の色違いのがあったから、それにしました。
(おねだん1029円。なんだろう、この半端な数字は)
気に入った品物は大切に長く使いたいです。
それを好きな自分が好きだから。
高くても安くてもブランドでも百均でも関係ありません。
ほんとに大切なのは、品物より、生き物だもん、
ねえ三太郎?