毎週の出来事をお伝えします
電話室便り
カラオケ行こ!
シネマフロンティアにて。
原作コミックス 『 カラオケ行こ! 』( 和山やま作 ) のファンとして、これは観逃
すわけにはいくまいて! って意気投合して公開日を心待ちにしていた私と息子。
学校もあったし部活もあったしで、すぐには行けなくて、2月の三連休の12日(
月・建国記念日振り替え )にようやく行って参りました~!
とても楽しみにしていた私たちなのでしたが、
実は、観る前には、あーでもないこーでもないと、散々言い散らかしてました。
「 綾野剛ね。」
「 狂児のイメージってさぁ、綾野剛じゃないんだよなーオレは。 」
「 聡実は? 」
「 聡実もちょっとカワイ過ぎる。 」
「 前髪がちと長いかもね。齋藤潤クン、知ってる? 」
「 知らねー。 」
「 原作が映画化、それは別作品としてですね、割り切らないとサ。」
「 そう、それな。 」
とかなんとか。勝手なこと言いたい放題。
午後2時台の上映開始だったので、早めにお昼ご飯を食べ ( 道庁そばスパイスカレー
専門店「 チャンダマ 」へ。いつも通り大変結構! )、シネフロ、早めにチェックイン
済ませて、まだまだ時間に余裕があるから紀伊國屋でも流そうぜ、という段取りで、
実際そうしたのでしたが、シネフロのセルフチェックイン機前でたじろぎました!
『 カラオケ行こ! 』の10番スクリーン、まさか ( 1時間以上早めの購入だし普通に
空いていて普通に選べるって安易に予想していたの、すみませんっ! ) の満席寸前!
埋まっていないのは最前列の左端3席のみ!
ワナワナしながら端から2つ目3つ目を即刻購入し、初の最前列鑑賞への不安と、
祝日だから?原作コミックスファン?綾野ファン?両方?という満席の衝撃を胸に
紀伊國屋で立ち読みしてました。
さーてさて。
映画版 『 カラオケ行こ! 』、どうだったか?というと、
もう最高でしたーー!!
原作への敬意と愛情が充分に表現されてました。
聡実が部長を務める合唱部の副部長=和田のキャラクターを膨らませていたり、
一人部員の「 映画を観る部 」の部室?の雰囲気のアルアル感+部長/部員の男子が
素晴らしく良い、など聡実の中学校生活と彼の抱える声変わり&思春期のモヤモヤ
を、原作には無い挿話で違和感をぜーんぜん感じさせることなく表現できていて。
四代目 祭林組 若頭補佐=ヤクザの成田狂児( なりた きょうじ )役、綾野剛の
繊細かつコミカルな演技!色気!世の中からのはみ出し感!めっちゃ狂児だった!
綾野さんスバラシ!!脚長い!
気が弱いのか強いのか、不安定な悩める聡実を演じる齋藤潤も上出来!
祭林組の組員総出のカラオケシーンも爆笑でしたし、聡実の家のインテリア??の
逆こだわりの美術演出も上手かったなー。
そして、
ガチャガチャした大阪の場末や、中学校の前の雑木などの何気ない風景での映像美
が意外な感動でしたよ。
原作漫画もそうですし、映画版も当然そうなのですが、この物語の成功のポイント
は ( ストーリーの奇想天外さや、各キャラクターの魅力はもちろんなのですが )、
実はもう一つ、その大阪弁にあり、とみた。
大阪弁ならではの密接感、話が早いテンポ、ボケとツッコミのナチュラルさ、全体
をまとめ上げて司っているのは、大阪弁やったんやでー!ええなぁ~大阪弁!
ということで、観終えてから今に至って、
「 良かった。しみじみ良かった。」
「 綾野剛も齋藤潤も、合ってたし。」
って繰り返し思い出しては笑いあって。語り合って。
また観に行きまっせ。親子でな!
『 カラオケ行こ! 』和山やま作 / KADOKAWA eb!enterbrain
明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。
冷たい風、冷たい気温、冷たい路面・・・春が遠のいたような今週でしたが、
明日金曜日から晴れマークが続いてますよーよしよし。
ツルツル一転グシャグシャの道路ですもの、ゴム長靴の人が増えてますね。
足元どうぞお気を付けて。
明日もこんがりと焼けた丸いパンを山盛りにして、みなさまのご来店を
お待ちしております!!
グラハム粉の丸いプチパン
1個 150yen
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