レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

BS紀行番組について好き勝手なことを書く

2014-03-07 06:17:03 | 地理

 ほとんどは前に書いたことの繰り返しであるけど、かまわずまた書く。紀行番組に興味のない人にはどうでもいい話であるけど、書きたいので書く!

 

16年4月3日にリンクの貼り直しと一部加筆。
24年7月1日に若干加筆。以下の番組はいまでは全部やっていない。


 去年から、BSの紀行番組をかなり見ている。食事時またはルームウォ-カーで運動しながら。
 原則として全部見ているのは「欧州鉄道の旅」「世界水紀行」「ちょっと贅沢!欧州列車旅行」「世界一周 魅惑の鉄道紀行」「大人のヨーロッパ街歩き」の5本であるけど、既に見た再放送も多いので全部ということはめったにない。

 
「欧州鉄道の旅」
 いちばんのお気に入りは「欧鉄」である。
 放送開始は2001年、しかしまだ162回、つまりほとんどが再放送であり、たまーに新作があるくらい。まだ見ていない部分がたっぷりあるのでそれでいっこうにかまわない。 過去に父が録画していたのが70本、でもDVD1枚につき4、5本でCMカットもされていないので、なるべくならばこれらもまた新しくブルーレイディスクに入れたい(これだと1枚に22本くらい入れられる)。 新しく録画したのが現在37本。いままだないのが55本。
 いかなる法則で再放送を選んでいるのかわからんが、去年の7月以来、#121から(多少抜けたが)順々に再放送していて、次に#145を放送したら、そのあとしばらく、もう新しい録画のあるものが続いてしまうのだ、私にとってはありがたくない。HPに載っている予定では、5月までの間に#149までがかなり休み休み放送になっている。4月の番組改編のあとも続行とわかったことは嬉しいが、4月5月に放送休止が多いこと、既に去年録画した部分であることで私は少々不満である。#145#146のハンガリー(この番組では同じ国を事実上前後編にする)のあとは8回とばして(なぜか半分しか録っていない)オランダを放送して、このあとはまたまえのぶんにもどってくれたら好都合ーーなのだけど、こんなうまい具合にいくはずもない。それにしても、もしこれからしばらく順番通りに放送して#162まで行ったらそのあとどこへ戻るのだろう?
シンプルに、#1からということでも私はかまわんよ、時々季節ものをいれたりしながら。「メルヘンの世界を巡るドイツのクリスマス」とか「夏のイタリア」なんてタイトルのものはやはりそれに合わせた放送にしてほしい。今年がスイスとの国交150年にちなんでスイスは特集のように放送もいい。
 この番組は、BGMにその国の音楽を使うことがセールスポイントである。(関係なさそうなのもあるけど)字幕に出る、知らない読めないタイトルのポップスや民謡らしい音楽をきくことも私にとって楽しみである。
 いままでの162回の内訳は、英国&アイルランド44回、イタリア16回、フランス10回、スペイン10回ポルトガル6回、ドイツ10回オーストリア6回スイス8回 北欧12回 東欧&バルカン24回、オランダ・ベルギー8回 トルコやオリエント急行など8回  広い意味での英国がやたらと多い。
 19年5月に付記、とうに終わっている。HPがなぜ健在なんだか。ごくごくまれに再放送があるとしても、何年なのか明記しないので過去のことかどうかわかりづらい。

 24年7月1日、まだHPがあることに驚く。


「世界水紀行 セレクション」
 2012年4月に始まった、とは言ってもその前に「アメリカ編」「オセアニア編「ヨーロッパ編」、さらに「ヨーロッパ水紀行」なんて番組もあった模様。
 ちょくちょく再放送がはさまるので、2014.3.12でまだ#76である。内訳:英国4、フランス6、イタリア9、ドイツ5、オーストリア2、スイス5、スペイン6、ポルトガル2、オランダ3、ベルギー3。ギリシア3。アメリカ2、カナダ3、ハワイ3、トルコ3、中国2、ベトナム3、インド2.
 しかしなぜか始めの半年ぶんからは全然再放送がない。私は、カナダのプリンス・エドワード島、スイスのバーゼルをぜひ見たい。
 「水紀行」なので、海辺、川辺、湖畔の町々を中心にしている。北欧神話の故郷アイスランドは、鉄道がないので鉄道系の番組では出番がなく、そのぶんこの「水紀行」に期待していてリクエストもしている。
 ロシアのサンクト・ペテルブルクもめったにないから見たい。
 もちろんドイツだと、ボーデン湖畔、ネッカー河畔(エーベルバッハも含む)、モーゼル河畔、山ほど希望はある。
 2番目に好きな番組。
 15年3月で終了。「セレクション」という名の再放送が4月に開始。
 19年5月、いまも続行中。

 24年7月1日。とうに終わっている。河畔、湖畔の町で見たいところはたくさんあったのに残念だ。


「ちょっと贅沢!欧州列車旅行 」
 そもそもは2006年に始まったようである。全69回。しばらくまえに69回まで(再)放送して、そのあとまた1回目に戻った。それなのになぜか#10までやってそのあと#1#2となっているのはなんなんだ、まさか今期で打ち切りじゃないだろうな、だとしても内容上は#8~#11が北欧シリーズとして一区切りなんだぞ!
 傾向としては「欧鉄」に近い、オーソドックスなもの。
 出てきた国が、英国4回、フランス12回、イタリア11回、スペイン12回ポルトガル2回、ドイツ7回、オーストリア&スイス7回、北欧4回、東欧・バルカン7回   英国の少ないことが「欧鉄」と大きく違う。
 14年9月で終了。


「世界一周 魅惑の鉄道紀行 」
 2012年10月に開始。時々再放送がはいり、いま63回まで。わりあい新しいせいで、ほとんど録画してある。だから欠けている部分が気になる。
 特色は、その町に住んでいる日本人が登場すること。
 「世界一周」と言いながら、まだほとんどヨーロッパしか行っていないのは問題である。ここまでの63回の内訳 英国4、フランス17、イタリア8、スペイン10、ドイツ4、オーストリア2、スイス3、東欧・バルカン3、北欧2、オランダ2、アメリカ4、台湾をSPで一回。もう少し別の地域もまわらないと看板に偽りありになってしまうぞ。
 16年現在は、ヨーロッパ以外もけっこう増えてきている。

24年7月1日追記、

現在はこの番組は、ごくごくたま~に再放送されることがある。

 それにしても、『欧州鉄道の旅』と『ちょっと贅沢!欧州列車旅行』と『世界一周 魅惑の鉄道紀行』は、慣れないとごっちゃにしそうだな。


「大人のヨーロッパ街歩き 」
 わりに歴史のありそうな番組。
 「時間に追われながら観光名所を巡るのではなく、その町で暮らすように旅をする、そんな新しい形の旅番組です」という決まり文句に、一般住民は毎日すてきなレストランやカフェに行ってはいないだろうに、とツッコミたくなる。
 旅人役(このところは川柳作家のやすみりえさん)がその町に住んでいる日本人に案内してもらうという趣向が特色。私は、この案内役を「スペシャリスト」という名で呼ぶことが耳障りで仕方ない。そこの住人ならではという特別感を意味していることはわかるけど、せめて「スペシャルガイド」とくらいの言葉でいいだろうに。
 見どころをまわりながら、レストランやカフェにはいり、最後には雑貨屋でお土産を選ぶ。
 これ、「大人の~」というよりは「女の~」のほうが合っているのではないか? 少なくとも、海外行きで飛行機に乗ったら機内でウイスキーをお土産に買うようなおじさんが洒落た雑貨屋に行って楽しいとはあまり思えない。いわゆる「女子旅」という感じだ、大人に限らず。それが悪いとは言わないけど。
 16年3月で終了、でも「アンコール」は続く。19年5月、まだ続いている。
 数年後にまた再開する可能性は充分にある、過去にもそうだったようだし。


 「路面電車で行く 世界各街停車の旅」
新しい番組で23回しか種類がなくて、しばらく再放送が続いている。ヨーロッパの時しか見てないーーとは言っても、ほとんどまだヨーロッパしか出ていない、これまた「世界」と掲げているならば広く行かないと。
 
19年の5月に付記、もう終わっているが、たま~に放送される。

24年7月1日に付記、この数年はやっていない。


「ホテルの窓から 」
 2012年10月からの番組。再放送がたびたびはさまる。私はヨーロッパしか見ていないけど、これはあちこち、アジアでも国内でも対象になっている。ホテルをクローズアップしているせいか、ちょっと洒落た雰囲気がある。
 15年9月で終了。

「 地球バス紀行」
 ドイツの時だけ見ている。再放送は入らない。ハンブルクの旅は中々面白かった、ゴジラ好きがきっかけでこの道にはいったという舞台小道具係のおにいさんとか、ジオラマ博物館とか。
 19年5月現在、すでに終わっている。

「世界温泉遺産 」
 これもドイツの時だけ見ている。再放送は時々入る。15年4月から再放送のみになっている。
 16年3月で終了。
 

 こういった番組を見る際に意識することは、
・再放送があるかどうか
・現地人との交流を入れるか
・旅人役が大きく出てくるか

 生中継ではないのだから当然カットしてあって、話しかけても無視されたり感じ悪かった場合は出さないのだろう。「旅人」の背後にはカメラの人や通訳がいて、怪しい者ではないことはわかるようになっているのだろうとは思う。それにしても、声をかけておしゃべりしただけの人についていったり家に招かれたりしていると、見ている私は恐縮してしまう。本当に1対1だったら相当に危険な行為だろう、お互いに。
 「旅人」役が姿を現しているものと、ただナレーション説明だけのもの。前者は「大人の~」(ここで言及してないけど「ヨーロッパ水風景』は女優が出演)、後者は『欧鉄』『水紀行』『贅沢!』『温泉』。 その中間として、姿は出さずに声だけのもの、『魅惑の~』『ホテル~』『バス紀行』『路面電車』。
 私はどちらかと言えば、淡々とナレーションに徹しているほうが好きである。

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