弁理士の日々

特許事務所で働く弁理士が、日常を語ります。

入笠山ハイキング

2017-09-17 16:46:18 | 趣味・読書
9月2~3日、入笠山(にゅうかさやま)ハイキングに出かけました。
2日(土)の朝、突然に思い立ったものです。八ヶ岳ソサエティに一泊して入笠山に登ろうと。入笠山に行く話は、夫婦で前からしていました。ガイドブックによると、入笠山は日帰りハイキングの初級コースですが、われわれは歳も取っているので無理はできなません。1泊旅行で出かけることにしました。
八ヶ岳ソサエティに電話で聞いたところ、本日の予約が可能だといいます。宿を予約した上で、さっそく準備にかかりました。車での一泊旅行だから準備は簡単です。
入笠山ハイキングには明日出かけることとし、本日はまず軽井沢のアウトレットに向かい、それから八ヶ岳ソサエティに向かうことにしました。

わが家から軽井沢までは、新宿・山手トンネル経由で関越道に乗るのが最短です。一方、一度中央道で八王子まで行き、そこから圏央道を経由して関越道に乗るコースを使っても、時間的には30分程度しか変わらないことがわかりました。そこで今回は、八王子-圏央道コースを利用することとしました。

軽井沢アウトレットでの買い物が終わると、JR小海線に沿って国道を走り、八ヶ岳ソサエティに向かいます。
時間が遅くなり、途中の食堂で夕食をとることになりました。

翌日、宿をチェックアウトして入笠山へ向かいます。八ヶ岳ソサエティからゴンドラの山腹駅まで、カーナビによると1時間ちょっとの行程になります。
ここは、ゴンドラで1772mの山頂駅まで運んでくれるので、われわれのような老齢でも、標高1955mの入笠山に気軽に登ることができます。

ゴンドラ山麓駅の周辺には、マウンテンバイクのおとなや子供が多くいました。皆、服装は重武装です。バイクを携えてゴンドラに乗り、上からバイクで下ってくるようです。

ゴンドラの入場券購入時にもらった冊子の地図(下写真)を頼りに、入笠山に向けて登ることにします。


山頂駅からいくつかあるルートのうち、入笠湿原に一度降りて、それから登る道を選びました。
入笠湿原に下る


入笠湿原


入笠湿原から花畑


ハイキングルートの途中、何回か、張り巡らされたネットと登山者出入り用の扉に遭遇します。左下写真の説明にあるように、鹿侵入防止の対策のようです。
 
張り巡らされたネット                         人間通行用の扉

そして、入笠山の頂上に到達しました。
《入笠山頂上から》
もうお昼時であり、遠景はかすんでいます。また、台風がらみの雲も出ており、八ヶ岳は赤岳をはじめとして一番高い山々は雲の中でした。遠くに北アルプスが見えるはずですが、本日は北アルプスの方向は雲で閉ざされています。中央アルプスと御岳が見えたと思っていたのですが、家で写真を確認したところ、それらの山は雲に隠れており、前衛の山並みが見えていたに過ぎませんでした。

八ヶ岳


左が八ヶ岳、右が奥秩父


中央はるか遠くに富士山


南アルプスの前衛(甲斐駒ヶ岳は写真左外れにあるはずですが、雲で見えません)


諏訪湖 その向こうは霧ヶ峰や美ヶ原か


山頂にて

山頂でお昼のおにぎりを食べ、山を下ることにしました。下りは首切清水への道を行きます。首切清水で車道に出た後、大阿原湿原を往復する予定でしたが、本日は疲労が重なっているのでやめて、そのまま車道をたどってゴンドラ山頂駅へ向かうこととしました。

歩いた行程のうち、一番低い入笠湿原(1737m)から入笠山(1955m)までの標高差は200mちょっとです。今のわれわれにはこの程度の標高差がちょうどいいところでしょうか。これよりも標高差が大きい山に挑戦するには、日頃の鍛錬が相当に要求されるようです。

帰りの中央高速下りはめちゃくちゃな渋滞でした。連休でもないのですが。夏休みの実質的な最後の日ということが影響したようです。
コメント
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