弁理士の日々

特許事務所で働く弁理士が、日常を語ります。

サッカーW杯ウズベキスタン戦

2009-06-08 19:23:16 | サッカー
ウズベキスタン戦、テレビ観戦しながら応援しました。

まずは本大会出場決定、おめでとうございます。

しかしストレスが溜まる試合でした。直前のチリ戦、ベルギー戦の爽快感とは全く異なる試合展開となりました。

私はアナログテレビでの観戦なので、遠景の場合は選手の背番号が読めず、個々の選手の働きについてはよく分かりません。
そんな中で、やはり以下の点が印象に残りました。

(1) レフェリーの目に余る依怙贔屓ジャッジ(日本に厳しく)
(2) 日本は中途半端にクリアし、そのルーズボールを中盤でほとんど相手に取られていた(特に後半)。
(3) 日本選手は走らず、足元パスばかりを受け、攻撃の芽をつぶされた(特に後半)。

結局、憲剛のドンピシャラストパスと岡崎のすばらしいゴールに助けられ、ウズベキスタンの決定力不足に助けられた勝利でした。後半の相手のチャンス数からは、1-2で負けてもおかしくない試合でした。

レフェリーについて
「アウェーの笛」とはよく聞きますが、こんな酷い事例は初めて見ました。
試合を通じ、青の選手(ウズベキスタン)が倒れたらすかさず日本がファウルを取られ、白の選手(日本)が倒れかつこちらから見てもファウルと思うのに相手がファウルを取られるのはたまにしかありません。
悪質な故意とは思われなくても、日本選手の手が相手の顔に当たったらイエローが出され(遠藤)、日本選手の上腕が相手の顔に当たったらレッドカードでした(長谷部)。
岡田監督は、選手に指示を出していたら突然退席を命じられました。長谷部退場に対する抗議と誤解されたようです。

そういえば、日韓ワールドカップでの韓国出場試合で、レフェリーが韓国びいきと思われる判定をしていたのを思い出します。どんな事象だったかと当たってみたら、こちらのサイトが見つかりました。FIFA自身が、100年の歴史のワールドカップを通して「10大誤審疑惑」を選定しましたが、10件のうち4件が、日韓ワールドカップにおいて韓国有利になされたジャッジでした。

日本選手の戦いぶりについて
「あのレフェリーであの深い芝だったら、かつ捨て身のウズベキスタンと当たったのだから、勝ち点3以上を望むべきではない」という考え方もあるでしょう。しかし、チリ戦、ベルギー戦でのはつらつとした戦いぶりが影をひそめたのはなぜか、理解に苦しみまた。

湯浅健二氏はどのように評価しているか、確認してみました
本田圭佑ひとりにスポットを当て、大喝を入れていました。憲剛と交代して入った本田であるから、守備で全力のチェイス&チェックを魅せなければならなかったのに、ボールを追う姿勢が「ぬるま湯」で「アリバイ守備」。
私のアナログテレビでは個々の選手の活動状況は見て取れませんでしたが、そうだったのですか。
湯浅氏は、本田ひとりに大喝を入れましたが、他の選手に対しても同じ思いを抱いていたのでしょうか。


南アへの切符を手に入れたとはいえ、ストレスの溜まる試合でした。
しかし、その前のチリ戦、ベルギー戦を含めての印象では、日本代表の個々の選手は能力を高めており、またチームとしての方向性もいい方向に向いているように思います。
1年前は、新任の岡田監督が一体どっちに向かって走っていくのかはらはらしましたが(こちら)、最近の動きを見る限り正しい方向に向かっている気がします。
今の方向を見失わず、さらにレベルアップを望みます。
コメント (3)
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