ひろせ明子の市議日記

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2018年12月20日 | 指定管理者制度

練馬区図書館ストライキ回避できたそうです。

NHKニュース

2つの区立図書館の運営を民間に委託するという東京 練馬区の方針に反対し、非常勤の司書で作る労働組合がストライキを行う構えを示していましたが、18日夜までの交渉で、区側が「別の区立図書館で雇用を継続する」などと回答したことから、予定されていたストライキは回避されました。

練馬区では、13ある区立図書館と分室のうち、石神井図書館と練馬図書館の運営について、5年後までに指定管理者制度を導入し、民間に委託する方針です。

これに「図書館専門員」と呼ばれる非常勤の司書たちの労働組合は、「雇用が脅かされるうえ、貴重な経験や知識が生かされなくなるおそれがある」と反対し、ストライキも辞さない構えで区側と交渉を続けてきました。

18日夜まで行われた交渉の結果、区側が「2つの図書館に指定管理者制度が導入された後も、別の区立図書館で司書たちの雇用を続ける」と回答したことなどから、19日と今月26日に予定されていたストライキは回避されました。

練馬区立図書館専門員労働組合は「多くの区民や全国の図書館の司書から支援の声が届いてうれしい。引き続き、指定管理者制度の拡充に反対していく」と話しています。

一方、練馬区教育委員会は「具体的な内容について、今後も誠意をもって協議していきたい」としています。

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 gooニュース

東京都練馬区立図書館の運営を民間に任せるかどうかをめぐり、練馬区教育委員会と図書館司書らが激しく対立し、司書らがストライキの構えを見せていたが、18日の最終交渉の結果、「一定の合意」に至りストライキは回避された。公立図書館の運営を民間が担う動きは全国で広がっているが、ストライキまで労使対立が激化するケースは珍しいという。

 区教委によると、民間に管理を任せる方針を示したのは、練馬、石神井の2館。区教委は約10年前から順次、区立図書館の民間管理を進めており、全12館のうち9館は、図書館運営を業務とする複数の民間企業に頼んでいる。

 練馬、石神井の2館についても7月、指定管理者制度を適用し、5年後までに民間に任せる方針を明らかにした。区教委の担当者は、民間の管理を進めた結果を踏まえ、「住民アンケートでも満足度が高いと考えている」と説明する。

 2館のうち、練馬図書館は現在、職員全35人のうち、司書資格を持つ非常勤職員32人が蔵書管理や窓口対応などの業務を担っている。区教委の方針に対し、非常勤職員でつくる練馬区立図書館専門員労働組合は「数年おきに運営業者が代わると専門的な運営技術が受け継がれず、サービス低下につながりかねない」などと反発。区教委が示した学校司書などへの配置換え案に対しても、「図書館と学校は性質が違う」とし、区立図書館での雇用の保証を求めるなどしてきた。

 区教委と労組は18日夜に最終交渉した。区教委によると、「一定の合意に至った」という。交渉が決裂した場合、労組は19日の開館30分前(午前8時半)から2時間の時限ストに突入する構えだった。

 日本図書館協会(東京)によると、公立図書館の運営を巡る労使対立で「ストライキに至るまで激化するケースは珍しい」という。(阿部健祐)


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