ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

人事に関する情報

2010年08月02日 | 情報公開
浦安市には、教頭資格を持ちながら教頭になれない教諭はどれくらいいるのかを知りたくて、以下の形で開示請求をしたのが6月29日。

「22年4月1日時点で、浦安市教育委員会関係者で教頭資格を保持しているが教頭職にはついていないものの数(校長は除く)。」

と言うのは、
「そもそも教頭資格試験に合格することが大変難しく、合格しても教頭に任命されるのが大変だ。合格後5年以内に任命されなければ自動的に資格がなくなる」ということを、以前学校関係者から聞いたことがあったからだ。

私の開示請求は、以下の理由で不開示となった。

「開示請求に係る公文書を当該実施機関が作成しておらず、保有していないため」

そこで私は担当者に、
「関係文書がなければ、数を把握してデーターを示して下さい。開示請求をして該当文書がない場合、他の課では、データーを作成して出してくれることが良くありますから、教頭資格を保持しているが教頭職には就いていない者の数を、情報提供として教えて頂きたい」とお願いした。

この私のお願いは却下された。

却下理由  
    

これまで、情報公開等で同様の質問があった際に、「人事に関する情報なので、お答えできません。」と回答しておりますので、今回も同様の対応とさせていただきます。

確かに「人事に関する情報」である。
しかし、「人事に関する情報」であることが、何故開示の対象にならないのかが全く説明がなされていない。
人事に関する情報は全て不開示と言う理屈は成り立たない。
人事に関するどういう情報が不開示になるのかの説明がない。

私は具体的に教諭の名前を教えてくれと言っているのではない。
教頭資格があるが、教頭に任命されていない教諭の数を教えて欲しいといっているのだ。
この数を公表することで、現場に混乱が起きるとでも言うのだろうか?

理由にならない理由で不開示にするその姿勢は、市民不在の教育行政に他ならない。

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