浦安市は財政が恵まれているからなのでしょうが、自治会館(老人会館含む)は全て市が建設・管理しています。多分、全国でも珍しい事例でしょう。
しかし、他市と同様に自治会加入率が減少しています。会員が高齢化が進んでいることと合わせて、若い人たちの自治会離れがあると思います。その若い人たちに関心を持ってもらうには、情報はこれまでのように紙媒体だけではなくラインなどのツールの活用が必要になってくるでしょう。
以下の記事は参考になります。
高齢化などを背景に役員の担い手不足や加入者の減少に悩む自治会や町内会が各地にある。そこで、回覧板をデジタル化して事務の負担を減らしつつ、活動を活発にさせようという動きがある。
LINEに投稿された画像をスマートフォンでタップすると、軽快なBGMとともに子どもたちが餅をつく動画やお年寄りがつきたての餅をほおばる動画が流れる。2024年12月1日、千葉県市川市で開かれた東行徳自治会の餅つき大会の様子だ。
市川市塩焼1、4丁目の戸建て住宅やマンションの住民らでつくる東行徳自治会の会員は1250世帯を数える。2年ほど前、紙の回覧板を残しつつ、スマホなどで閲覧できる電子回覧板を始めた。回覧板を回すのが面倒という高齢者の負担を軽くするほか、比較的若い世代にも気軽に見てもらい、会の活動を伝える狙いがある。
「友だち登録」で回覧板を手軽に
電子回覧板は無料のコミュニケーションのツールとして普及しているLINEを使う。有料アカウントの契約をしており、自治会の役員が掲載する情報を管理したり、会員からの問い合わせに迅速に対応したりできる。会員同士で直接メッセージのやりとりはできないようにして、トラブルも防ぐ。全体の2割弱が利用しているという。