ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

議員宿舎のシックハウス

2010年08月04日 | 環境
新しくできた国会議員の議員宿舎がシックハウス問題で揺れている。
1700億円もかけて、一体どういう事なのか?
中には、議員宿舎への移転を先延ばしすることを考えている議員もいるようだ。

しかし、工事完了後と家具設置後に室内環境汚染の検査(5項目)は行っており、どれも基準値以下だった。
5項目とは、ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、エテルベンゼン、スチレンだ。
しかし、基準値以下でも複合汚染と言う言葉が昔あったが、それぞれがどのように複雑に絡み合っているかは調査をしていない。
あるいは、検査項目の5項目以外のものとの反応もあるかもしれない。

今回のニュースで、基準値というものが如何にいい加減かが明らかになったのだから、異常を訴えた国会議員は真面目に基準値の意味を見直すべきである。
特に、体の小さい子供たちは、大人よりも数倍影響を受けやすい。国の基準値以下でも、学校の中での化学物質汚染に子供たちは確実に侵されている。
頭が「ボー」として授業について行けない子供、じっと席に座っていられない子供、激しく暴れる子供・・・、子供たちは体の異常を言葉では表現できず、態度で表現しているのではないだろうか。

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