爺つぁま日記

北緯40度北東北の美しい自然と爺つぁまが行く四季の釣り

23-12-17 爺様のアユ釣り

2023年12月17日 | アユ釣りを振り返る


暴風の一夜が明けて冷たい雨になった

<ポイント選び 2>

さてこの釣りをさりげなく当たり前のようにこなすには、徹底した泳がせテクニックが必要になります。
先ずは7.5~8mぐらいの短竿であれば操作は楽でしょう。
短竿とは言え8mのロッドと8mの仕掛け、即ち釣り人から16m先に居るオトリをコントロールする訳ですから大変です。
使用できる水中イトはナイロン→PE→フロロ→複合の順序でしょうか。
出来る限り軽く仕上げたハナカン移動の基本的仕掛けに細軸の3本イカリ。
目印は視認できる最小の大きさとし、目印の一番下がハナカンから水深の1.5倍程度。
手持ちの中で最も元気なアユをオトリにし、この釣りに慣れるまでは足元からスタートさせます。
ロッドは強く握り込まず両手ともに軽く添えるだけ。
引かず緩めず竿先曲げずで送り出す時の掌感覚はツンツンではなくツ・・ツ・・、16m先のオトリの状態が常にイメージできていることが望ましいのです。
オバセが大きすぎるのは根掛かりの元、引きすぎはオトリの元気度を奪います。
この釣りで最も大切なのは、その近くを水音を立てて漕ぎ回らないことと、オトリが動きを止めないように赤子をあやす気持ちでオトリをコントロールし続けることでしょう。
浅場ですからアタリは明確、時として掛かりアユともども水面に跳ね上がる快感が味わえます。
これは一朝一夕には身に着くものではないと思われますが、老いて尚アユ釣りに浸かりたいとする我ら高齢者にとってはぜひ習得しておきたいテクニックでしょう。

コメント
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