締め切ったカーテンの隙間からこぼれる朝日。
湿度が低下して乾いた空気、このからりとした明るい朝を迎えるのはおよそ1週間ぶり。
日焼けした庭の緑を揺らして、少し黄色みを帯びた初秋の風が吹き抜ける。
サンショに纏わり着くアゲハチョウ、何処から湧き出したのか急に増えたトンボの数。
あと数週で終わってしまうアユ釣りのことを考えなければ、誠に気持ちのいい時期である。
暫く停滞していた秋雨前線は遠ざかったが、今度は台風の進路が気になる。
このところの地球の営みの中で、過去データを逸脱した思いも寄らぬ事象が頻発している。
あと1週間もしないうちに、突然シーズンが終わってしまうかも知れない。
この晴天域に入っているうちに、できるだけ釣行日数を稼ぎたいと思っているオラである。