大曲の花火見物の渋滞が始まる前に角館入り。
昨年の大水の後、小島も中州も押し流され、見渡す限り砂礫に埋め尽くされ、変化に乏しいまっ平な流れがあるだけの桧木内川(玉川)鶯野。
あまりの変貌振りにただ茫然と立ち尽くすオラ。
遮るものもない川面を、ピューピューと我が物顔に吹き渡る木枯らしにも似た強風が気になる。
+20センチの高水、水温もかなり低そうだ。
みんなの到着を待つ間、流れを漕いで中央に立ち込んでみた。
瀬頭で小さいながら追星くっきりの元気印が軟調竿を絞り込んだ。
竿も折れよと間断なく吹き降ろす風に抗して、引き抜く野アユは時にあらぬ方向へと吹っ飛んだ。
そして皆さんの到着。
左岸の分流に渡ってみると、垢飛びの本流とは一変して黒光りの川床。
カガミのようなトロ尻を泳がすと、目印がシュンと走り野アユが絡む。
しかし連荘がある訳でもなく、そのうちパッタリとアタリがなくなった。
おらはやっとツ抜け、午後の部は僅かに1尾追加しただけで、本日は店仕舞とした。
さて今宵はネット仲間が集うOLM、「お話し友の会」なのだ。
大館市田代のキャンプサイトを目指して、いざ・・・。
「釣行記」へ