日々の感じた事をつづる
永人のひとごころ
さらば器量なき政治家「渡辺喜美」五・3億円あれば助かります
さらば器量なき政治家・渡辺喜美・五
3億円あれば助かります
ただそうでありながらも出会ったころの渡辺さんは、婦人の影響を受けつつも、私には確たる夢と志を示していました。更にみんなの党の議員は、玉石混淆の他党とは違って精鋭ぞろいでした。
立候補者の選抜試験も断トツの難しさで、知られていたように思います。皆が本気で脱官僚、中央集権打破に向かって奮闘していた。
私は、この人たちを何としても支え続けて上げようと心に誓ったものです。
そして2010年の結党以来2度目の国政選挙、参院選を控え渡辺さんから選挙資金の依頼がありました。今度は不動産を介在させることもなく、
「参院選のための資金を貸してもらえないでしょうか。3億円あれば大変助かります」と申し出があった。私はこれに二つ返事で応じることにしましたが、この時、彼が指定してきた口座が、「りそな銀行衆議院支店“渡辺喜美”」。
パーティー券の購入や政党支部に行なってきた献金の振込先とは違う個人口座でした。6月30日、私は自分の個人口座からその口座に3億円を振り込みました。
借用書は手渡しだったか郵送だったか、忘れましたが,利息を併記したものを、直後に入手しております。返済については、私も無頓着なもので、催促など端(はな)から考えてはいませんでした。それでもこの時は返済の実態はありました。
通帳の記録を確認すると、10年の12月29日が初めての返済で、一気に8000万円超。
翌年も不定期ではありますが、10月までに三度にわたり、5000万円ずつの1億5000万円。
しかし、12年になると、どういうわけか、13万円とか、6万円と額が極端に小さくなって行きました。
さて東日本大震災の翌年、12年に、日本の政治は大きく変わりました。政権を取った民主党は、もはや見る影もなく、来るべく総選挙では、自民党の復権がほぼ約束されていました。と同時に日本維新の会の躍進も取りざたされていた。
実を言うと、私は日本維新の会の橋本共同代表に一方ならぬ思いを持っております。彼は時に周囲に軋轢を生みますが、大阪の役人とやり合ってきたことは、大変立派ですし、あの行動力は官僚体制の打破に最も求められるものだと思うのです。
日本維新の会とみんなの党の連携話が渡辺さんから入ってきたのは12年の3月、そのころ私が検査入院していた慈恵医大病院の特別室に人目も気にせず渡辺さんは一人でやって来ました。 六へ続く
ここが危ない・日本の原発・28
ここが危ない日本の原発・28
所有しているプルトニウムの最終処分は?
市民運動って言うと特殊な人がやっているんだと思っている人が多いんですよ。なるほど今から10年ほど前までは、市民運動というのは労働組合がリードしてやってきました。
だから鉢巻して、ビラまいて、デモやって、石投げ、という運動しかやらなかったが、
今は環境問題だとか、いろんな問題でね、市民運動はどんどん広がっていっている。
そこでプルトニウムを心配する人は全国にいっぱいいます。そういう人が3人でもいいんですよ。名前作って、「プルトニウムを考える会」でも何でもいい。
そういうところでやっていけばいいと思うんですよ。
それらこれは根本さんですか?
「プルトニウムの最終処分場が六ヶ所村にほとんど決定しているということですか?」との質問がありますけど。これは決定して居りません。
と言うのは今の県知事と日本原電という会社なんですが、「六ヶ所村を最終処分場にしない」という約束で六ヶ所村の再処理工場を造らせているんですね。
だから、最終処分場と言うのは・・・まおそらくね
「なし崩し的に六ヶ所村になってしまうんじゃないかな」というのはあります。はっきり言って。
今のところは六ヶ所村に決まったということはありませんが。ま、そういう約束があるからね。ま、やはり核兵器ね。怖いですよ、言うのがすごく。
今私が一番懸念しているのがプルトニウム、これの高純度のやつね。26
高純度のプルトニウムを抽出する工場を東海村に作って、もう運用しているんです。これは高速増殖炉にも使えません。危険で。じゃあ何に使うのかな?って言うのね。これは今アメリカのクリントンね、
大統領になった時にアメリカもその研究を仕掛けたんです。ゴア副大統領が、副大統領命令で、すぐその設備をお金をかけたものを全部破壊してしまった。
『絶対にやっちゃダメだ』と。それをいま日本は東海村でやっている。
どうするのかみなさん。日本は核兵器は持たないと言うけれど、“明日の日にも出来るところまでは作っておこう”というところがあるのかな、と私は思うのですね。あのう、核心は持ちませんよ。だけど要らない高純度のプルトニウムを作っていると言うのが何に使うのか私は理解できない、説明もされていません。だからこれはこれからの原子力問題と言うのは多くの問題を抱えたままなんですよね。29へ続く