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さらば器量なき政治家 渡辺喜美・二 私が渡辺を紹介しましょう

4月2日

さらば、器量なき政治家・二

私が渡辺喜美を紹介しましょう

 いずれにせよ、50年近くもリアルな経営に従事してきた私から見れば、厚労省に限らず、官僚が手を出せば出すほど、日本の産業はおかしくなっているように思います。

つまり霞が関、官僚機構の打破こそが、今の日本に求められる改革であり、それを託せる人こそが私の求める政治家でした。

 ですから声高に“脱官僚”を主張していた渡辺喜美さんに興味を持つのは自然のこと。少なくとも5年前はそうでした。

2009年初め、知人の経済評論家と政治談議をしていて、たまたま渡辺さんの話題になりました。

「渡辺喜美って政治家は凄いね」という私の言に対して、彼は「よく知っているから紹介しましょう」と言う、さっそく東京赤坂の「津つ井」という洋食屋で会うことにしました。

その年の2月ですから、渡辺さんが自民党を離党した翌月のことです。

 第一次安倍内閣で行革担当大臣に任命された渡辺さんは、全力で行政改革に取り組んでいた。しかし、いかんせん次の福田総理も、麻生総理も本心は官僚が大好きですから、行革は口先だけで、官僚を守ることに腐心していました。

煮え切らない麻生総理に対して、渡辺さんは怒りの辞表を叩きつけ、自民党を飛び出してきたのです。

そんな政治家に

私が惹かれないわけがありません。 続く

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