日々の感じた事をつづる
永人のひとごころ
斉藤佑樹 技能・器量・人格に欠ける。
斉藤佑樹
技能・器量・人格に欠ける
日本ハムの斉藤佑樹が二軍で調整していたある日のこと、日本ハムの首脳陣の一人が、鎌ヶ谷のスタッフにファームでの斎藤の様子を問い合わせた。するとスタッフから返事が来た。
「う~ん。まだまだ目の色を変えてという感じじゃありませんね。夜間練習をするとかもう少し自分を追い込んでもいい感じがしますけれどもこのままじゃまずいとシャカリキになるわけじゃない。
「そりゃそうでしょう。あの子(斎藤)は自分の置かれた立場とか、状況が全く分かっていないんですから」とさる日本ハムのOBから引き取ってこう続ける。
「首脳陣の一人が或るとき、斎藤を呼んで。お前の球威じゃ、内角ギリギリのきわどいコースに投げなければプロではやっていけない。打者は怖さがないからみんな踏み込んで打ってくるじゃないか」と。こんこんと言って聞かせたそうです。
ところが、“僕にはそんな球は必要ありませんから”と、ピシャリとはねつけられたそうです。
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プライドは人一倍、すこぶる高い。早実3年の夏に駒大苫小牧高の田中将大に決勝で投げ勝って全国制覇。
この時、田中(現ヤンキース)に勝ったという過去の栄光に浸っていて、「いまだに自分を日本一のピッチャーだと思っているフシがある」(放送関係者)という。
現時点での実力や、置かれた立場を本気で理解しようとしない限り、上がり目などない、というのがチーム内の一致した見方でもある。
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前夜の二回途中で6失点KOを受け、この日(11日)2軍落ちが決定、練習前に栗山監督と話し合った本人は、「しっかり調整するつもりです。反省して次に向けて練習するしかありません」と話したものの、プロ入りしてもう4年目であり、果たして次はあるのかどうか?
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田中は世界に羽ばたき、斉藤佑樹には「クビの宣告」がヒタヒタと近づいている。