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永人のひとごころ
さらば器量なき政治家「渡辺喜美」・八あの5億円は何だったのか?
さらば器量なき政治家「渡辺喜美」八
あの5億円は何だったのか?
自民党の斡旋もあって2月14日会派離脱は認められましたが、参議院の委員会の問題が残りました。
みんなの党の参議院は、テレビ放映される最も大切な予算委員会に委員ポストを3席持ち、決して手放そうとはしません。
これは結いの党とすれば、虎としては生かされるが、牙は抜かれるようなもの。そこで再度渡辺さんに意見したのです。
私は渡辺さんから江田さんに乗り換えたつもりもなければ、特定の政治家のために動いたつもりもありません。
ただ日本を根本から駄目にしている官僚や、政界その他に盤距(ばんきょ)する既得権者らと戦う人が最大限の力を発揮できるようお手伝いをしているだけです。
実は今年に入ってからの渡辺さんとのメールのやり取りの中で、私は一度だけ5億円のことに触れたことがあります。
別にお金を返してほしくて書いたわけではありませんが、あまりにも情けなく思い、あの5億円は何だったのか彼に問い質(ただ)したのです。
贈与と認定されれば
冒頭ご紹介した、渡辺さんが突然、私の自宅を訪れ、土下座したのは、この5億円のメールを送った直後のことです。私が返済を求めるとでも思ったのかもしれません。
その後、彼とは1時間ほど話しましたが、雑談に終始するばかりでした。結局、予算委員のポストを結いの党に渡すことはなく、今に至っています。
土下座後も、アポなしで本社を訪ねてくることがありましたが、面会は断りました。事ここに至っては、政治家渡辺喜美の言葉を聞く気になれなかったからです。今回改めて確認したところ、12年11月に、5億円を貸して以降、4回にわたって、計330万円ほど入金されています。ですから現在の残債は5億4986万1327円です。
「つまり、先の3億円についてすら完済に至っていない訳だが、ここでもう一つの疑惑を指摘しておこう」
吉田会長から借りた5億円に関するものだ。
税理士の話。「今回のケースについて言えば、国税から5億円が贈与と認定される可能性があります。そもそも金の貸し借りであるなら、金銭消費貸借契約書を作り、金利を設定し、返済計画を示す。
これを文書で残しておかなくてはならない。しかし、今回はそれがなく、かつ借りてから1年4カ月にわたって1銭も入金していないなら、これは借りたのではなく初めから貰ったのだろうということになる。
渡辺さんが贈与されたと取られるかもしれません」 最終回へ続く。