日々の感じた事をつづる
永人のひとごころ
ここが危ない・日本の原発・28
ここが危ない日本の原発・28
所有しているプルトニウムの最終処分は?
市民運動って言うと特殊な人がやっているんだと思っている人が多いんですよ。なるほど今から10年ほど前までは、市民運動というのは労働組合がリードしてやってきました。
だから鉢巻して、ビラまいて、デモやって、石投げ、という運動しかやらなかったが、
今は環境問題だとか、いろんな問題でね、市民運動はどんどん広がっていっている。
そこでプルトニウムを心配する人は全国にいっぱいいます。そういう人が3人でもいいんですよ。名前作って、「プルトニウムを考える会」でも何でもいい。
そういうところでやっていけばいいと思うんですよ。
それらこれは根本さんですか?
「プルトニウムの最終処分場が六ヶ所村にほとんど決定しているということですか?」との質問がありますけど。これは決定して居りません。
と言うのは今の県知事と日本原電という会社なんですが、「六ヶ所村を最終処分場にしない」という約束で六ヶ所村の再処理工場を造らせているんですね。
だから、最終処分場と言うのは・・・まおそらくね
「なし崩し的に六ヶ所村になってしまうんじゃないかな」というのはあります。はっきり言って。
今のところは六ヶ所村に決まったということはありませんが。ま、そういう約束があるからね。ま、やはり核兵器ね。怖いですよ、言うのがすごく。
今私が一番懸念しているのがプルトニウム、これの高純度のやつね。26
高純度のプルトニウムを抽出する工場を東海村に作って、もう運用しているんです。これは高速増殖炉にも使えません。危険で。じゃあ何に使うのかな?って言うのね。これは今アメリカのクリントンね、
大統領になった時にアメリカもその研究を仕掛けたんです。ゴア副大統領が、副大統領命令で、すぐその設備をお金をかけたものを全部破壊してしまった。
『絶対にやっちゃダメだ』と。それをいま日本は東海村でやっている。
どうするのかみなさん。日本は核兵器は持たないと言うけれど、“明日の日にも出来るところまでは作っておこう”というところがあるのかな、と私は思うのですね。あのう、核心は持ちませんよ。だけど要らない高純度のプルトニウムを作っていると言うのが何に使うのか私は理解できない、説明もされていません。だからこれはこれからの原子力問題と言うのは多くの問題を抱えたままなんですよね。29へ続く
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