にほんばし三越ですか？！バカな男のバカな買い物

日本橋三越ですか？！

安倍晋三というバカな男のバカな買い物

 消費税率引き上げ後、初の週末となった５日、安倍真三が日本橋三越本店を訪れて、消費アピールした。書籍６冊や、靴、大判焼き、レトルトカレーなど計３９９５５円分のお買い物をして２９５８円の消費税を払い、「消費税が高くなったと実感した」と語ったが、増税した張本人の能天気な言動に非難が集まっている。

ネット上では「“高いと実感”と言うなら消費税上げるなよ」「よりによって日本橋三越ですか。ボンボンの安倍らしい」と突っ込まれている。立正大学客員教授の浦野広明氏（税法学）がこう言う。「月収２００万円以上もらっている安倍首相の『実感』と毎月１０万円の年金で暮らしているお年寄りの実感は天と地ほど違います。

 おそらく日本橋三越にはスーパーのチラシを丹念に調べて、１円、２円を節約しているような客層は少ないでしょう。

首相の本当の『実感』は．“ほら見ろ、やっぱり消費に大した影響はないじゃないか”じゃないでしょうか」庶民感覚とかけ離れた首相は昨日も茅ヶ崎市の名門ゴルフ場、「スリーハンドレッドクラブで公明党の北川副代表らと大好きなゴルフに興じた。

それだけじゃない税率が上がった１日以降も代官山の人気フレンチ「パッション」赤坂の料亭「福田家」等で舌鼓を打っている。庶民の苦しい生活ぶりを知らず、理解しようともしない癖に、わざとらしい消費パフォ―マンスに庶民が呆れ果て、うんざりするのは当然だ。

 安倍は消費税について「しっかりと社会保障に生かして行きたい」と強調していたが、シロアリは野放し、自分たちの歳費も切り詰めず、庶民に増税を強制し、実際にやっているのは、社会保障費のカットだ。軍事費と公共事業費が増えている。それにしてもよくもまあ、庶民には程遠い日本橋三越を選んだものだ。　　　　　　（日刊ゲンダイ４・７）