過日、JR横浜線の踏切内で痛ましい事故がありましたが、歩行者にとって電車線の踏切は、誠に危険な場所です。最近、ある本を読んで初めて知ったのですが、JR山手線にも踏切が1箇所あるそうです。山手線は東京都23区の中心部を一周する路線で総延長は34.5キロ。ほとんどが立体交差なのですが、駒込駅から田端駅へ向かって間もなく、交通量の少ない片側一車線の、ごく普通の道路が山手線を横切っています。ここに踏切があります。
ついでに言えばJR中央線の場合、新宿駅から東京駅までの区間の10.3キロには、踏切は1箇所も無いそうです。このようなことが可能であった理由は、この区間の中央線は江戸城の昔の堀と石垣に沿って建設されているからと聞いています。建設者の先見性に敬服します。
電車と人が平面上で交わることがない立体交差は理想的ですが、山手線の例外を知って、物事は理想的に成り立つとは限らないことがわかりました。
内田康夫著の「北の街物語」の表紙には、東京で唯一残った「都電」(荒川線)の走る街が描かれています。(写真下)東京で路面電車が走る街、飛鳥山界隈が物語の舞台となっています。
内田康夫 「北の街物語」 中央公論社
ついでに言えばJR中央線の場合、新宿駅から東京駅までの区間の10.3キロには、踏切は1箇所も無いそうです。このようなことが可能であった理由は、この区間の中央線は江戸城の昔の堀と石垣に沿って建設されているからと聞いています。建設者の先見性に敬服します。
電車と人が平面上で交わることがない立体交差は理想的ですが、山手線の例外を知って、物事は理想的に成り立つとは限らないことがわかりました。
内田康夫著の「北の街物語」の表紙には、東京で唯一残った「都電」(荒川線)の走る街が描かれています。(写真下)東京で路面電車が走る街、飛鳥山界隈が物語の舞台となっています。
内田康夫 「北の街物語」 中央公論社
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