yoshのブログ

日々の発見や所感を述べます。

落語界の符牒

2007-09-07 07:43:53 | 文化

その世界だけに通用する言葉、符牒(隠語)というのがあります。<o:p></o:p>

落語界の符牒で、数を表す符牒を紹介します。<o:p></o:p>

1.       へい<o:p></o:p>

2.       びき<o:p></o:p>

3.       やま<o:p></o:p>

4.       ささき<o:p></o:p>

5.       かたこ<o:p></o:p>

6.       さなだ<o:p></o:p>

7.       たぬま<o:p></o:p>

8.       やわた<o:p></o:p>

9.       きわ<o:p></o:p>

それぞれ、謂われがあります。<o:p></o:p>

ささきは佐々木家の家紋四つ目結い、真田家の家紋は六文銭、田沼家の家紋は七曜紋などです。<o:p></o:p>

びきは足利家の家紋がまるに二つ引き(二という字に見える)からきています。<o:p></o:p>

この数の符牒を同じように使う業界があります。床屋業界です。<o:p></o:p>

「お代はやまにしておけ」と言えば3000円ということです。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

落語界と床屋さんのどこに共通点があるのか考えてみますと、噺家も床屋さんもよくしゃべるところが共通しています。<o:p></o:p>

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