「知行合一(ちこうごういつ)」は、中国、明の王陽明が起こした学問、陽明学の命題の一つです。「知(知ること)と行(行うこと)は分離不可能」とする考え方で、王陽明は実践重視の教えを主張しました。中江藤樹は著名な陽明学者でした。江戸時代、幕府は、南宋の朱熹が再構築した朱子学を世の正学としました。これは「先知後行」、学んでしかる後に行う。また、君臣、長幼の序の秩序を重んじており、太平の世にふさわしい学問でした。これに対して陽明学は過激な学問で、幕末の大塩平八郎や多くの人々に影響を与えました。佐久間象山、吉田松陰、高杉晋作、西郷隆盛、河井継之助、佐藤一斎、山田方谷などです。現代でも俳優の伊勢谷友介氏が若者に「知行合一」を説いているそうです。
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