ヤッパウミハイイヨネ

川口I-STORMバラクロ水曜6時


 

『体に無理をさせない、いつまでも楽しい水泳を』

2014-03-18 18:24:44 | スイム話
このテーマで、水泳指導をしてきたけれど、
講習会という形で取り組み初めて4年
先日のシリーズ背泳ぎ編の技術講習会のアンケートを頂いた

新日本スポーツ連盟の認定指導員研修会も兼ねているこの講習会は
指導立場でお役に立てるように、私なりに考え抜いた内容なのだが、
受ける側の気持ちをその場で推し量る余裕はなく、
伝える事に只々一所懸命なうちに時間がどんどん過ぎる・・・
本当に役に立てたのか?が今後の自分への評価が気になる所だ

なので、こうやってアンケートを取って頂ける事は大変ありがたい事だ

競泳ではない・・・速く泳ぐ為ではない水泳
これが、どこまで必要とされているのか?

速く泳ぐつもりはないから、自己流でイイとか、習う必要が無い、とか
そんな言葉も多く聞いて来た
そうじゃないんだ、気持ち良く泳ぐ為の泳ぎ方があるんだ、それを伝えたい

ずっと、そんな事を考えてても、なかなかニーズがない、
『それは速くなれるの?』と聞かれてしまうと・・・求めてるモノが違う、必要とされていないと感じる

私自身が運動とは縁がなく、リハビリで始めた筈の水泳で肩を壊したからこそ
今の泳ぎに辿り着いた・・・絶対に必要としている人が居るはず

バランスクロールを提供した時の反響は大きかった
歳を重ねてから始める水泳にピッタリだと
競泳クロールで肩を痛めたり、肘を痛めたり、
いくら教えられても出来ない辛さ・・・
まったく運動らしい事をしてこなかった大人は、関節の稼働域、筋肉の働きが弱いので
いきなり理想のフォームは出来ないのだ
無理をして、痛めるか、嫌になるか、

水泳って、運動の最後の砦的な解釈もされている筈
陸に運動は無理だけど、水泳なら、って・・・
だから、そういう水泳を指導出来る人が必要なんだ

今回のリラックス背泳ぎのアンケートは、指導者としても答えてくれていて
今まで背泳ぎを諦めていた人にも是非教えたい
肩が痛いという人に早く教えたい
といった声が多かった
速くなる為の講習会は多いが、体に優しい講習会は貴重だ、続けて欲しい
と、たいへん励みになる声もあり・・・

たくさんの声が詰まったアンケートを読んで・・・
こんな水泳も、ちゃんと必要とされているんだと確信出来てすごく嬉しかった

けっしてカンタンな水泳じゃないのがセールスポイント
ラクなんだけど、力は要らないんだけど、技術が必要
つまり、頭で考えて体をコントロールする高度な水泳
だから、面白い!だから、楽しい!だから、続けられる!
コメント (4)
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