なかなかスケジュールが合わずに見送ってきた、辰巳中長距離大会
やっと参加出来た
背泳ぎ愛好家としては、是非とも出て見たかったのだ
「スタイル1は背泳ぎ」とか「バックストローカー」と名乗るには
まだまだ未熟もので、「背泳ぎ愛好家」が適してるかな
記念すべき400mの大会タイムは、7分16秒32
また、ラッキーなことに、このタイムでも年齢区分1位
55秒ペースってことかぁ・・・まだまだだなぁ・・・
でも、これで400mも自分の基準、自己ベストという数字が誕生したのだから
また、挑戦する種目が増えたわけだ
今回仲間に入れて頂いた「水泳クラブおやしお」のみなさんが、私の背泳ぎを
優雅で、ゆっくりラクそうに泳いでいると、言ってくれて嬉しい
でも、本人は、必死に泳いでいるんですよ、ほんとに苦しくて苦しくて
レースはこんな感じで良い結果だったけど・・・
ライフガードをやっていて、すごく気分の悪い事があった
9時に会場入りすると、なにやらガードが足りない、どうしよう、という会話が聞こえて来て、
「あの、一応資格持っているので、ガードのお手伝い出来ますが?」
と、声をかけたら、
『わ、助かるすぐに降りて来て、水着に着替えてね』
自分のレースは午後4時なので時間はたっぷりあるから
おまけに、特等席でレースを見られるし
なんて思ったら、午前中はサブプールのガード
アッププールの監視だ
黙々と泳ぐ人、ドリル練習をする人、インターバルをやってる人
4個メを泳ぐ人・・・
1時間くらいずっと泳いでいる人も・・・
まあ、大会自体が普通じゃないから、参加者も普通じゃない人が多いかも
1500mをバッタで泳いだ人や、1500m800m400m全部出る人とか、
また、小学生から大人まで同時レースなのがマスターズと違うところだ
当然アッププールにも小さな子が来る
端のコースで低学年と思われる男の子が泳ぎ始めた
ピチピチと元気のいいお魚だ
その横、プールサイドを男性が男の子を見ながら歩いている
お父さんかな?
と、いきなり怒鳴り声
『頭入れろ遅いもっと速く泳げ』
・・・確かに、男の子はおでこで水を切っているので頭が高い・・・
『ほら速く泳げよ』
なんだ、なんだ、なに、こんなところで熱血してんだよ
目に余るようなら、止めさせようと思っていたら、
『あがれ』
と、男の子を止めて上がらせた
これはマズイな、とその親子の方に向かった、その時
パチン
あっちゃ~~、ビンタが飛んじゃったよ、
冗談じゃないよ、まったく、このクソオヤジ
慌てて駆け寄り、
「何やってんですかここはアッププールですよ、トレーニングする場所では
ありませんそういう行動は慎んで下さい」
こわもてのオヤジ、どうでるか?
『あ、スミマセン』
ありゃりゃ、肩すかしだなぁ・・・
そうこられちゃ、こっちもこれ以上突っ込めない
「みなさん、自分のレースのために泳いでいるんですよ、気分を害すようなことは止めて下さい」
『はい、スミマセンでした』
その後も、声は荒げないがプールサイドでの指導?説教?が続く
声が聞こえないからガードとしては、注意する理由が無くなるのだが・・・
やっぱり見てられない
「ちょっとお子さんの体が冷えちゃいますよ」
これはガードの役目ではないかもしれないので、オヤジがどう反応するか?
『あ、スミマセン、そうですね』
と言って、子どもにタオルを渡す
おいおいおい、何なんだよ、反撃しろよ突っ込めないじゃないかよ
素直にあやまるもんだから、またその場を離れガードを続ける
プールサイドでシャドウをさせ始めた
頭を入れろとの指導だが・・・
シャドウの段階で、明らかに前を向いているのに、
オヤジは腕組をして、そうだ、そうやって泳ぐんだよ!と言っているようだ
おいおい、なんで、そこでそれを直す指導をしないんだよ、
子どもが出来ないのは、あんたの指導が悪いからだろう
ちゃんと指導もして貰えず、ただ怒鳴られて、それでも懸命にシャドウをする子どもの姿に
ああ~~~、教えてあげたいと、イライラするが
今はガードの仕事をしている訳だし
大体、指導というのは求められて初めて行う事なので、お節介は禁物、ガマンガマン
ようやく、子どもがプールに戻り、
もう一度、泳いで見ろと言わんばかりのオヤジだ、目が離せない
端のコースには、3人ほど泳いでいて、どちらかというと、ノンビリ組
そんなコースでタイム取るんじゃないだろうな・・・
前の人と距離を開けてスタートした
オヤジはストップウォッチを押した
当然、ノンビリ組に追い付く、子どもは抜きにかかる
ノンビリ組は、避けて譲る
あちゃ~、またやってるよ、まったくもう、あ~、ブチ切れる
「なにやってんですか他に3名泳いでいるでしょう
速く泳ぐ事より、周りに気を付ける事を教えるのが先でしょ
タイムなんか計られたら、子どもだって止まれないでしょ、無理な追い越し
をさせないで下さい」
『あ、スミマセン、え?お前追い越したの?』
うわ、とぼけやがってこのクソオヤジ
子どもは、立ちすくむだけだ・・・これからレースだっていうのに
3回も注意されたとあって、退場していったが・・・
私の目の離れた所で、執拗な説教が始まるかと思うと胸が痛む
午後はメインプールのガードで、男の子が元気に1500mと400mを泳ぐのを見た
しかし、スタンドを見ると・・・
仁王立ちしているオヤジの姿が・・・
やっと参加出来た
背泳ぎ愛好家としては、是非とも出て見たかったのだ
「スタイル1は背泳ぎ」とか「バックストローカー」と名乗るには
まだまだ未熟もので、「背泳ぎ愛好家」が適してるかな
記念すべき400mの大会タイムは、7分16秒32
また、ラッキーなことに、このタイムでも年齢区分1位
55秒ペースってことかぁ・・・まだまだだなぁ・・・
でも、これで400mも自分の基準、自己ベストという数字が誕生したのだから
また、挑戦する種目が増えたわけだ
今回仲間に入れて頂いた「水泳クラブおやしお」のみなさんが、私の背泳ぎを
優雅で、ゆっくりラクそうに泳いでいると、言ってくれて嬉しい
でも、本人は、必死に泳いでいるんですよ、ほんとに苦しくて苦しくて
レースはこんな感じで良い結果だったけど・・・
ライフガードをやっていて、すごく気分の悪い事があった
9時に会場入りすると、なにやらガードが足りない、どうしよう、という会話が聞こえて来て、
「あの、一応資格持っているので、ガードのお手伝い出来ますが?」
と、声をかけたら、
『わ、助かるすぐに降りて来て、水着に着替えてね』
自分のレースは午後4時なので時間はたっぷりあるから
おまけに、特等席でレースを見られるし
なんて思ったら、午前中はサブプールのガード
アッププールの監視だ
黙々と泳ぐ人、ドリル練習をする人、インターバルをやってる人
4個メを泳ぐ人・・・
1時間くらいずっと泳いでいる人も・・・
まあ、大会自体が普通じゃないから、参加者も普通じゃない人が多いかも
1500mをバッタで泳いだ人や、1500m800m400m全部出る人とか、
また、小学生から大人まで同時レースなのがマスターズと違うところだ
当然アッププールにも小さな子が来る
端のコースで低学年と思われる男の子が泳ぎ始めた
ピチピチと元気のいいお魚だ
その横、プールサイドを男性が男の子を見ながら歩いている
お父さんかな?
と、いきなり怒鳴り声
『頭入れろ遅いもっと速く泳げ』
・・・確かに、男の子はおでこで水を切っているので頭が高い・・・
『ほら速く泳げよ』
なんだ、なんだ、なに、こんなところで熱血してんだよ
目に余るようなら、止めさせようと思っていたら、
『あがれ』
と、男の子を止めて上がらせた
これはマズイな、とその親子の方に向かった、その時
パチン
あっちゃ~~、ビンタが飛んじゃったよ、
冗談じゃないよ、まったく、このクソオヤジ
慌てて駆け寄り、
「何やってんですかここはアッププールですよ、トレーニングする場所では
ありませんそういう行動は慎んで下さい」
こわもてのオヤジ、どうでるか?
『あ、スミマセン』
ありゃりゃ、肩すかしだなぁ・・・
そうこられちゃ、こっちもこれ以上突っ込めない
「みなさん、自分のレースのために泳いでいるんですよ、気分を害すようなことは止めて下さい」
『はい、スミマセンでした』
その後も、声は荒げないがプールサイドでの指導?説教?が続く
声が聞こえないからガードとしては、注意する理由が無くなるのだが・・・
やっぱり見てられない
「ちょっとお子さんの体が冷えちゃいますよ」
これはガードの役目ではないかもしれないので、オヤジがどう反応するか?
『あ、スミマセン、そうですね』
と言って、子どもにタオルを渡す
おいおいおい、何なんだよ、反撃しろよ突っ込めないじゃないかよ
素直にあやまるもんだから、またその場を離れガードを続ける
プールサイドでシャドウをさせ始めた
頭を入れろとの指導だが・・・
シャドウの段階で、明らかに前を向いているのに、
オヤジは腕組をして、そうだ、そうやって泳ぐんだよ!と言っているようだ
おいおい、なんで、そこでそれを直す指導をしないんだよ、
子どもが出来ないのは、あんたの指導が悪いからだろう
ちゃんと指導もして貰えず、ただ怒鳴られて、それでも懸命にシャドウをする子どもの姿に
ああ~~~、教えてあげたいと、イライラするが
今はガードの仕事をしている訳だし
大体、指導というのは求められて初めて行う事なので、お節介は禁物、ガマンガマン
ようやく、子どもがプールに戻り、
もう一度、泳いで見ろと言わんばかりのオヤジだ、目が離せない
端のコースには、3人ほど泳いでいて、どちらかというと、ノンビリ組
そんなコースでタイム取るんじゃないだろうな・・・
前の人と距離を開けてスタートした
オヤジはストップウォッチを押した
当然、ノンビリ組に追い付く、子どもは抜きにかかる
ノンビリ組は、避けて譲る
あちゃ~、またやってるよ、まったくもう、あ~、ブチ切れる
「なにやってんですか他に3名泳いでいるでしょう
速く泳ぐ事より、周りに気を付ける事を教えるのが先でしょ
タイムなんか計られたら、子どもだって止まれないでしょ、無理な追い越し
をさせないで下さい」
『あ、スミマセン、え?お前追い越したの?』
うわ、とぼけやがってこのクソオヤジ
子どもは、立ちすくむだけだ・・・これからレースだっていうのに
3回も注意されたとあって、退場していったが・・・
私の目の離れた所で、執拗な説教が始まるかと思うと胸が痛む
午後はメインプールのガードで、男の子が元気に1500mと400mを泳ぐのを見た
しかし、スタンドを見ると・・・
仁王立ちしているオヤジの姿が・・・