山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

‘18年 北海道生誕150年の今めぐり旅 レポート <第4回>

2018-05-29 05:46:01 | くるま旅くらしの話

【今日(5/29)の予定】 

道の駅:いなかだて弥生の里 → 博物館見学 →(R102・K・R7)→ 道の駅:なみおか →(R7) → 三内丸山遺跡探訪 →(R7・R4)→ 道の駅:ゆ~さ浅虫(泊)

 【昨日(5/28)のレポート】 天気:曇り後晴れ

<行程>

道の駅:七戸 →(R4・R102・R46他)→ 八戸オートガードロッキー →(K)→ 八食センター →(K・R46・R102)→ 道の駅:奥入瀬 →(R102)→石ケ戸 →(奥入瀬渓流散策) →(R102)→          滝沢峠 →(R102)→ 温湯温泉 →(R102)→ 道の駅:いなかだて(泊)

<レポート>

 朝、事件が起きた。ブログを書こうとパソコンの電源を入れた後、バッテリーに繋ごうと思ったら、何とインバーターから突然異常を知らせる音が鳴り渡ったのである。驚いてインジケーターを見たら赤信号が点滅しており、どうやらバッテリーが問題を起こしたらしい。とりあえずブログの方は発信を終えて、これじゃあこの先の旅くらしに絶大な影響を及ぼすので、修理もしくは取り替えをしなければならない。青森県のキャンピングカーを扱う店を調べたら、八戸にオートガードロッキーというのがあるので、営業開始の9時を待って電話をすることにした。まだ旅の3日目だというのにとんだトラブル発生である。

 9時になって早速電話をする。直ぐに応答があって、やり取りの結果は10時半頃に出向いて見て頂けることとなった。七戸からは逆方向への道行きとなった。お店に着いて、早速見て貰うと、やはりバッテリーが劣化していて、取替が必要だという。在庫があるのでOKとのこと。取り替えをお願いする。邦子どのの話では、2年前に取り替えた時に2年位しか持たないと言われていたとのこと。自分としては、3年ぐらい持つ筈だと今回はチエックの対象にしていなかったのだが、とんだチョンボだった。それにしてもたった2年の寿命とは?サブバッテリーを二つ取り替えてかなりの出費となった。致し方ない。1時間ほどで作業が完了する。オートガードロッキーの皆さんの対応はとても感じが良くて、トラブルの不安を拭ってくれてありがたかった。

 その後は既に昼食の時間となっているので、八戸の魚が揃っている八食センターに行くことにした。巨大な魚専門の市場である。かなりの人出でにぎわっていた。自分は焼き魚が食べたくて、ホッケの定食をオーダーする。邦子どのはミニ海鮮丼。双方共に満足して八食センターを出て奥入瀬の方向へ向かう。

 今日はこの後は、奥入瀬の道の駅に寄った後、石ヶ戸に車を止め、渓流の散策をして、その後は滝沢峠経由で黒石方面へ向かい、途中温湯温泉に入って、その後道の駅:いなかだて弥生の里に泊る予定でいる。

 1時間弱で道の駅:奥入瀬に到着。ここで一息入れた後出発して石ヶ戸へ。平日なので駐車スペースが空いているかと思ったら、観光バスなどが何台かいて、一般の車も多く泊める場所を探すのに少し不安があった。其れでも何とかなって、早速散策に出発。観光客が多くて、折角の鮮緑の渓流のせせらぎを忘れさすほどの込みようだった。その多くは中国をはじめとするアジアエリアからの人たちの王で、意味の判らぬ聞きなれたことばが飛び交っていた。人混みを抜けると、もうそこはいつもの奥入瀬渓流の世界である。新鮮なマイナスイオンの溢れる中を、1時間ほど歩いてすっかり体内の汚れを吐きだした気分となった。いつもだとここへは早朝にやって来て、モーツアルトを聴きながら朝食の後のコーヒーを味わって、散策に出発するという気どった時間を持つのだが、今回は突然の事件で予定変更となってしまった。しかし、この緑の世界と清冽な流れには何の不満も無くたっぷりと幸せを味わった。

奥入瀬渓流の景観。鮮緑の樹木に包まれたマイナスイオンに満ち溢れたこの世界は、浮世の汚れのすべてを洗い流して浄めてくれる感じがした。

 石ヶ戸を出た後は、子ノ口から右折して、十和田湖を左回りで滝沢峠へ向かう。この辺りもずっと緑のトンネルが続いている。何とも言えない、まさに命の洗濯の時間だった。やがて道は上り坂となりそれがしばらく続いて滝沢峠となる。千メートルを超える峠辺りには、道の両側にまだ残雪が残っている、まるで完成した凍み豆腐のように水気のない様子に見えた。滝沢峠で車を止め、展望台に登って眼下に横たわる十和田湖を俯瞰する。気温が上がって、空気が膨らみ霞んで見えるのが残念。展望台の下の方には、遅い春を味わうかのように咲き遅れたキクザキイチゲやエンレイソウが微笑んでいた。

 その後は下り坂となり、左右のカーブが幾度となく繰り返される、車の運転には面白い様なうんざりするような長い長い坂道が続いた。ようやくカーブが終わって、小さな集落を抜けるとダム湖が見えて来た。虹の湖という。道の駅があるのだが、そこは通過して、さらに下って温湯温泉へ。名湯鶴の湯という共同浴場は、この辺りへ来た時は必ず入る場所である。250円の料金は温泉の素朴さと合わせて、超満足の処遇である。1時間ほど温泉を楽しむ。

 その後は10分ほど坂を下り、黒石市の市街地の一部を通り抜け、田舎館村の道の駅:弥生の里へ。今日はここに留めて頂くことにして錨を下ろす。今夜はTVを見ても大丈夫だ。やれやれ。

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