山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

ブログ開設満5年となりました

2012-02-01 05:09:12 | その他

今日でこのブログの開設の満5周年を迎えました。2007年の2月1日から早くも5年が過ぎ、今日から6年目に突入したわけです。さほど長い時間ではないのですが、既に延べ18万人の訪問を頂き、閲覧数も52万件を超えることが出来、お読み頂いていることに心から感謝し、お礼を申し上げます。

 

私のブログは文字ばかりの長文が多く、写真も少ないので、お読みになられる方には途中でうんざりなさって、お止めになる方も多いのではないかと思っています。それなのに予想を超える実績を頂いているのは、真にありがいことだと感じ入っています。もっと読みやすくし、画像や映像或いは音なども取り入れるようにすれば、現代風になって喜んで頂けると思うのですが、私としては今のスタイルを大きく変える考えも、力もないと思っており、このまま行きつく所まで続けてみたいと考えております。

 

このブログは、元々は、くるま旅くらしを通して出会った様々な出来事をお伝えする中から、リタイア後の人生を活き活きと生きて行くためのヒントになるようなものを感じとって頂ければ嬉しいなという思いから始めたものです。

 

これからの世の中は、老人の生き方が、未来を担う世代に大きな影響を及ぼすことになるのは必定です。老人世代が世の中に最も貢献できる仕事というのは、一人ひとりが何か世の中に役立つ特別なことをすることなどではなく、そのいのちの終わりが来る時まで、心身共に健康であるということではないかと思っています。そのために何よりも大切なことは、日々を活き活きと生きるということではないでしょうか。老化に伴う体力の低下、変調は不可避的なことですが、それらの現象に只流されるままに、心の張りをも失って、病に翻弄されるような生き方は、自分自身だけではなく世の中全体にも大きな迷惑と負担を掛けることになります。

 

消費税の増税の話題が本格化していますが、もしかしたら、高齢者がこの増税の必要性を後押ししているのかも知れません。そうだとしたら、高齢者は増税に反対しながら医療費負担の増加を求める前に、先ずは己自身の健康管理を強化し、不要な医療費の発生を未然に防ぎ、最小限の医療費で国の財政が賄えるような努力をするのが筋ではないかと思うのです。

 

話が大きくなりそうなので止めますが、高齢者の一人として、私はくるま旅くらしを通して、糖尿病などの病を乗り越えて、活き活きと生きてゆきたいと考えています。それが自分が世の中に貢献できる最大のものであるように思っています。人には夫々の様々な生き方があり、それをどうこう批判するのは僭越というものでありましょう。でも、活き活きと生きようじゃないかという提言は、それほどひどい僭越行為でもないように思っているのです。

 

私のブログ記事は、1.くるま旅くらしの話 2.宵宵妄話 3.ホト発句 4.その他 の4つのカテゴリーに区分していますが、勿論本命は1.です。2.3.4.はおまけのようなものです。可能な限り在宅時でもくるま旅くらしに絡む話題を書きたいと思っているのですが、なかなかそうもいきません。でもこれからはその割合をもっと増やし、「旅」という時間・空間が、人が生きて行くために如何に有用かということを、少しでも多くお伝えできたら良いなと思っています。

 

旅で出会った大切な知人の中に、御歳80歳になんなんとされているご夫婦がいらっしゃいますが、ご主人は、旅の間も全国の仲間とのアマチュア無線の交信を絶やさず、パソコンを自在に操って旅の計画表や記録を絵図などを取り入れ、楽しみながら自在に作成されています。又奥様は、毎々の料理づくりを、思いを込めて楽しんでおられます。ご夫妻とも至極お元気です。そこには毎日を活き活きと生きることを実践なさっている姿があります。私はこのような生き方を目指したいと思っています。時代を先取りするなどという無理なことは考えずに、老人ではあっても文明の利器と思われるようなものは最大限使わせて貰って、私なりに活き活きと生きることに努めたいと思っています。

 

その意味において、このブログは私にとってはとても大切なツールであり、場でもあるのです。お読み頂いている皆様の無言のコメントの中に、私を鍛えてくれる多くの声があるのを、時々耳を澄ませて聴くように、これからも努めて行きたいと思います。とりあえず、次はあと5年の節目が迎えられるように頑張りたいと思います。

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