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日本住宅会議が総会とシンポジウム 「現代の居住貧困と居住支援」

2013年12月02日 | 最新情報
 日本住宅会議の総会とシンポジウム「現代の居住貧困と居住支援」が11月30日午後1時から明治大学駿河台キャンパス・リバティタワー14階の教室で開催された。

 都留文科大学の後藤道夫名誉教授より記念講演が行われた。後藤教授は、生活を保障しない日本の社会保障諸制度や賃金制度によって、日本では生活保護利用世帯の5・5倍の低収入の無保障貧困者の大群が大量に存在していると指摘し、自民党は「自己責任」「家族責任」を前提とした「小さな社会保障」の維持・拡大を強力に狙っていると述べた。今後の課題として、労働・社会保障・住宅など各分野の闘いをつなげていかないと個別分野だけの運動は難しいと強調した。

 日本住宅会議の2013年度の総会では、塩崎賢明理事長(立命館大学教授)より、活動報告と2014年の方針等が提案され確認された。午後3時から「新たな居住形態と居住支援のあり方」と題してシンポジウムが行われ、前田昭彦都留文科大学教授の「シェア住宅のあり方」等の報告を受けて議論がされた。
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