村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

夜もすがら

2018-08-28 21:00:34 | 紫廼茶話会
夜もすがら
何事をかは思ひつる
窓打つ雨の
音を聞きつつ
和泉式部

今日は紫兎先生のお宅でお稽古
夏休みもあり
久しぶりにお目にかかる
ご一緒で嬉しい


本席は松平不昧筆
美術人名辞典の解説によると
松平不昧
江戸後期の大名・茶人。
松江城主松平宗衍の次男。
名は治郷、
別号に宗納・一閑子等。
松江藩を襲封して、
藩財政の立て直しを行なう。
茶道を好み、
伊佐幸琢の石州流を学んで、
石州流不昧派を興した。
書道は定家流の名手。
文政元年(1818)歿、68才。

今年は松平不昧没後200年
松江では不昧公二百年祭の
イベントが色々あるようだ

写真は
虎屋製の棹物
銘は「水の宿ヤドリ」
白道明寺羹と青琥珀羹を
組み合わせた羊羹で、
陽に照らされてきらめく
渚や泉を思わせる意匠です。
とあった

銘々皿は切子
目が洗われるやう
綺麗だ
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