村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

「粘葉本和漢朗詠集」デッチョウボン ワカンロウエイシュウ

2022-07-09 23:10:39 | 覚えたい古筆

和漢朗詠集は
もともとは
藤原道長の娘の
威子イシ入内ジュダイの際の
引き出物の屏風絵に添える歌として
撰集され、
のちに
公任の娘が藤原教通(道長五男)と
婚姻を結ぶ際の引き出物として、
朗詠に適した和漢の詩文を
達筆で知られる藤原行成が清書し、
それを冊子として装幀されたものといわれている。


「粘葉本和漢朗詠集」
デッチョウボン ワカンロウエイシュウ
「権跡朗詠ゴンセキロウエイ」ともいわれる。
料紙は中国渡来の装飾紙・唐紙
上下2冊
明治11年(1878)近衛家献上。
文字は楷書・行書・草書をまぜ,仮名を加える。
料紙は
布目,綾目の茶,赤,藍,黄などの各色に
唐草,雲鶴,亀甲,唐花,野菊,
鳳凰丸の文様を雲母摺 キラズリした
唐紙を用い,
華美を尽している。
古筆の典型とされている。(ウィキペディア)

写真は定家像

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