村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

やすやすと

2021-09-16 23:23:26 | 村雨庵 稽古 

やすやすと出ていざよふ月の雲 芭蕉

今日は木曜稽古
午前中ひとり
午後ひとり
夜は二人
午後と夜の間に時間があったので
ちょっと昼寝
夜は七時から九時半過ぎ
一日ずっとお茶の日だった

台子点前の服装という
私のメモがある。
多分南方録にあるのだと思うが、不確か

台子は栄花結構の式なれば、
よろず粗略ありまじく候。
これ茶の湯の極真にて、
法式の根本なり。
飾りに真行草三段あり。
稽古たりとも
俗は上下カミシモ。
法躰は袈裟衣、十徳などにて
取扱いもうすべく候。
人前にてなおさら、
台子の所作白衣などのはたらき
ゆめゆめあるまじく候。
貴人高位は衣装装束。
素襖などにて遊ばされ候。
長袴常の上下さえ略儀のこと也。
東山殿は御手づから遊ばされ候には、
大かた狩衣を召しなさると云々。
誠に殊勝の御ことなり。

昔の服装がどのようだったか
よくわからないが
格の高い式正の服装で点前せよ
と言うことだろう
一つ紋の着物はたくさん持っているが
三つ紋や五つ紋は持っていない
教授の授与式や
蘭奢待を聞く香の会のときには
本当は着たほうが良かったのだが

コメント
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