村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

秋は深くもなりにけるかな

2021-09-09 23:36:20 | 村雨庵 稽古 

 坂上是則
佐保山のははその色はうすけれど
秋は深くもなりにけるかな

「柞(ははそ)」とは
コナラの古名とも、
ナラ・クヌギ類の総称ともいう。
「石田のははそ原」は歌枕。
「ははそ葉の」は「母」の枕詞。

今日は木曜稽古
寄付は古土佐
十二単の姫君と月が書いてある
紫式部

本席は古今集の歌切
筆者は道晃法親王ドウコウホッシンノウ

道晃法親王ドウコウホッシンノウとは
聖護院宮道晃法親王
ショウゴインノミヤ ドウコウホッシンノウ
江戸前期の親王。
聖護院門跡。
後陽成天皇の第十一(十三とも)皇子。
幼称は吉宮、
一字名は水、
号は似雪。
母は三位局清原胤子。
聖護院に入り落飾し、
法親王を宣下された。
二品に叙せられてのち
園城寺長吏・天皇護持僧となる。
茶道を能くし、書画・和歌にも通じていた。
延宝6年(1678)薨去、68才。
(美術人名辞典ヨリ)

コメント
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